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日常の色々

「読書感想」に関する記事

刑法入門

関心を持って読んだ。現在主流となっているのは、犯罪とは私たちのかけがえのない利益を害するものだという理解だという。このように、法で保護される利益は法益と呼ばれている。すなわち刑法の目的は法益の保護にある。日本は罪刑法定主義で2つの…

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空の怪物アグイー

ブラックな短編集だと思った。紹介では、60年安保以後、その大きな影響下に書かれた"現代の恐怖"にかかわる一連の作品が収められているとあった。読んでいると少し強引な話の流れという気もしたが怖いな。解説によると著者が二十代後半の頃書か…

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怪獣記

トルコ東部のワン湖に棲むと言われる謎の巨大生物ジャナワールを調査に行く筆者。このUMAは本物かフェイクなのか? 様々な証言があり怪獣は伝説で幻だったと著者は結論づけるが、その直後謎の物体を一行は発見するのだった。写真も載っていて湖…

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ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

一見日常的な課題を解決するためにあえてとんでもない方法を科学を使って探るという本。パッと見てとんでもない方法と思っても著者のように実際に考えた人がいたり行われていたりする例もあるのが印象的だった。「プールパーティを開くには」では錦…

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恋愛論

まず恋には結晶作用がある。われわれの出会うあらゆる物を機縁に、愛する対象が新しい美点を持っている事を発見する精神の作用である。そして情熱恋愛、趣味恋愛、肉体的恋愛、虚栄恋愛がある。僕の考えだと情熱、遊戯、快楽、嘘欲というようかしら…

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