2068年、Googleを頂点とするデジタル企業が個人情報を収集し管理している。許諾する見返りに報酬が得られ、ベーシックインカムが成立している。しかし、主人公は不老不死を可能とするエンドレス・プログラムの準備を進めていた。彼女は宇…
日常の色々
2068年、Googleを頂点とするデジタル企業が個人情報を収集し管理している。許諾する見返りに報酬が得られ、ベーシックインカムが成立している。しかし、主人公は不老不死を可能とするエンドレス・プログラムの準備を進めていた。彼女は宇…
著者の有名なSF小説。タイムマシンを発明した主人公は、80万年後の未来に行く。そこで見た人類の変わり果てた姿に、彼は衝撃を受けるという物語。僕は過去本書を読んだのだが、3章の初め主人公が未来に行った場面で読むのを止めてしまった。本…
映画化もした有名な作品。言語学者ルイーズの独白で物語が進む。面白かったな。表題作の他の小説も楽しめた。バビロンの塔という短編があったがバベルの塔を表している。ブリューゲルの絵画でもモチーフにした作品があった。僕の大学の英語の教科書…
地球の危機を描いた作品。親子の関係に考えさせられる。後半のストーリーが興味深かった。本棚に驚き。インセプションも好きだったな。…
6編の作品が集められた短編集。SF、ミステリー、ホラーといった多彩な内容だった。僕が面白かったのは、本書のタイトルにもなっている「アメリカの壁」と「幽霊屋敷」という作品かな。アメリカの壁は、ベトナム戦争後の物語である。アメリカが白…
日本SFの有名な小説なのかしら。9・11以降の時代の世界についての内容だ。作者は対談でほとんど資料調べをしないで書いたと話していたが、巻末の解説にあるサンプリング、参考文献の話もしっくりくる。著者はもともとそういう知識があったのだ…
突然宇宙人であるという意識に目覚めたある一家を描いたSF小説。最近映画化されたらしい。2017年5月26日公開だってお。僕も雑誌の映画紹介記事でこの作品を知った口である。物語は、地球を救おうとする宇宙人(?)家族についてだ。他にも…
ピアピア動画という、どこかで聞いたようなWebサービスが題名に入っているSF小説。あとがきの解説によると著者は尻Pという有名なニコ厨の人らしい。「南極点のピアピア動画」、「コンビニエンスなピアピア動画」、「歌う潜水艦とピアピア動画…
海外の作家のSF作品。主人公のダニエル・ブーン・デイヴィス(ダン)は機械工学の学位を持った技術者で、親友のマイルズと恋人のベルといっしょに会社を運営していた。だが、友人と婚約までした彼女の2人に裏切られて会社を乗っ取られてしまう。…
安部公房のSF小説。短いのでサクッと読めた。ストーリーは、「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本家(主人公)の家に火星人を名乗る男が訪ねてくるというもの。火星人を主張する男の目的が何なのか最後まで分からず、不気味だった。最初は…
SF小説らしい。書かれたのは1959年とのこと。予言機械というものができて、とある男の未来を全て予言させようとする。ところが男が事件に巻き込まれて…という話。突然、水棲哺乳動物について語られた時はびっくりしたが、タイトルの意味と結…
海外のゲーム、洋ゲーのアクションRPGである。このGame of the Yearエディションには5つのDLCも付いてくるらしいのでお得だ。僕がプレイしたのはXbox360の通常版だったけどPS3でも発売されています。舞台は荒廃し…
OVA化、ゲーム化もされたライトノベル作品。主人公がある夏に謎の少女と出会う。その少女は手首に謎の球体を埋め込んでいて、実は…という話。ヒロインの伊里野の境遇を思うと可哀相になってくる。UFOとかオカルト好きな人は楽しく読めるだろ…