野ブタ。をプロデュース
昔、ドラマ化もされた小説。
原作はドラマ版とは設定が異なるみたいだ。
冴えない転校生をプロデュースして人気者にすることになった主人公。
その試みは成功するが、主人公はある事件をきっかけに友人からの信用をなくしていく…
高校生の人間関係は難しいな。
とつぜん嫌われたりしたことは僕も学生の頃あったな~と思い出した。
まぁ、原因というものは何かしら自分にあるのだろうけど。
本書の場合はどうすればよかったのだろう?
むずかしいね。
主人公は演技したキャラクターになりきることができなかったために失敗してしまったみたいだ。
素の自分とかけ離れすぎたキャラを演じるのは大変だな。
無理しないのが一番かもしれない。
ラストでは転校した主人公が再び同じことを繰り返そうとしている。
これはうまくいかなそうだな~
おもしろい小説だった。
自分の学生時代を思い起こさせる、ほろ苦い魅力を持っていたな。