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何者

何者

朝井 リョウ(著)
新潮社 (出版社) / 新潮文庫
2015年7月1日 (発売日)
Kindle版 (フォーマット)

就職活動を題材にした小説。
直木賞受賞作らしい。
映画化もしたようだ。
主人公の拓人は友人の光太郎、瑞月、理香等と就職活動対策の集まりをする。
そして、就職活動を進めていくうちにいろいろな事が起こるのだった。
最後の方の展開には驚いた。
文章をぐいぐい読ませる勢いがあったな。

また、主人公の後半の面接での言葉が僕は印象的だった。
就活で自分自身の事がよく分からなくなる事があると思うのだ。
業界、職種、志望動機を考えるうちに混乱してしまう。
メンタルが大事なのだろうか。
サワ先輩事沢渡さんの言葉も記憶に残る。
想像力というのも必要なのだろう。
言葉の向こうにいる人間の事を考えるのが良い。

氷河期世代という言葉があったが、コロナ世代という事だろう。
面接を渡り歩くのかしら。

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