ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学
一見日常的な課題を解決するためにあえてとんでもない方法を科学を使って探るという本。
パッと見てとんでもない方法と思っても著者のように実際に考えた人がいたり行われていたりする例もあるのが印象的だった。
「プールパーティを開くには」では錦鯉の池の底をコーティングするための液体ゴムスプレーが市販されていると書かれていた。
「緊急着陸するには」によると列車の上に飛行機が着陸するのは可能とあった。
僕も昔に他の本でも読んだな。
「物を投げるには」は筆者のウェブサイトの“Throw”のページで自分が様々なものをどれくらい遠くまで投げれるか計算できるらしい。
「天気を予測するには」だと温帯地域では夕焼けだと天気はこれから良くなり、朝焼けだと雲がどんどんやってくるという経験則が説明されていた。
日本も温帯らしいので当てはまるのかしら。
カメラうにも書かれていた。
「どこかに速く到着するには」には宇宙の事象の地平面について記述されていた。
宇宙の膨張は加速しているので、どれだけ遠くまで行こうが決して辿り着けない部分があるという。
他にも種々書かれていて面白かった。