本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であるとの事。面白かった。勉強になるな。体重が重要である。ヒトデはサンゴを食べてしまうのだ。植物についても…
日常の色々
本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であるとの事。面白かった。勉強になるな。体重が重要である。ヒトデはサンゴを食べてしまうのだ。植物についても…
ダーウィンフィンチはダーウィンの進化の研究で重大ではなかった。進化に関わるプロセスでそのうち特に重要なものが突然変異、自然選択(自然淘汰)、遺伝的浮動である。異なるニッチに適応した多数の種が進化すると交流も阻害され適応放散と呼ばれ…
一見日常的な課題を解決するためにあえてとんでもない方法を科学を使って探るという本。パッと見てとんでもない方法と思っても著者のように実際に考えた人がいたり行われていたりする例もあるのが印象的だった。「プールパーティを開くには」では錦…
積み本?を最近読んでいる。化学、量子化学、宇宙科学、医学などの内容だった。量子論では不確定性原理があり、原子の世界では同時に位置と時間を正確に表すことができず、確率で表されるだけという。シュレディンガー方程式を解くのか。こういう話…
何となくライブラリにあった本書を読んだ。面白かったな。僕は生物を習っていないのだが、メンデルのえんどう豆の両親の遺伝子を継承するという考えが有名なのは分かる。しかし最近ではこの考えは完全に誤っているらしく、フレキシブルな遺伝という…
小林武彦 講談社 / 講談社現代新書 2023年6月21日 (発売日) 電子書籍 (発行形態) 「老い」は「死」とは違いほぼヒト特有のものだという。 老いの意味が書かれている本。 面白かった。 85歳を超えたら到達できるご褒美についても述べられていた…
原子力の専門家である著者が原発の危険性を述べた本。興味を持って読んだ。原発はとても危ないみたいだな。「ただちに健康には影響がない」という文言を3.11当時繰り返し聞いたが、それは急性障害は起きないという意味で、晩発性障害はあるとい…
ゼロからトースターを作ってみた結果の著者の6年ぶりの新プロジェクトらしい。今回、彼はヤギになって人間をお休みするという。脳に磁気刺激(TMS)を使用したり、四足歩行装具を作ったり、圧力鍋で草を消化できるようにしたり...最後はアル…
2008年にJAXAにより行われた宇宙飛行士の選抜試験についてのドキュメンタリー。NHKのディレクターと記者の人が著者だ。読むとおもしろく、感動する場面もあった。試験に挑んだ人たちはみな宇宙飛行士という夢にむかって努力を続けてきた…
著者はNASAでロボット工学者として働いた後、ウェブ漫画家になった人物だという。「恋愛と皮肉、数学と言語のウェブコミック」というサイトを運営しているらしい。本書は、そこから派生した投稿サイトに寄せられた、読者からの科学についての様…
インターネットでの情報の取り扱いと、情報を守るにはどうすればいいかが書かれた本。気になったことまとめ。 グーグルも利益追求を目的とした株式会社ユーザーからの情報を使って広告収入を得ている広告企業である。Gmailの広告、Youtu…
技術リーダーの問題解決様式は主に次の3つ。 問題の理解 アイディアの流れを調整する 品質を保持するアイディアの流れを調整するの項にはいろいろ大事と思われる事が書いてあった。アイディアを批判するのはいいが、その人を批判しているのでは…