面白くて眠れなくなる社会学
若い読者でも読めるように分かりやすく書かれた社会学の本。
社会学とは社会科学の1つで、社会をまるごと考察する学問だという。
本書は「面白くて眠れなくなる」というシリーズの1冊らしい。
この本ではいろいろなテーマが扱われていた。
僕の印象に残ったのはPart1の「戦争」、「憲法」、「私有財産」、Part2の「性」、「家族」、Part3の「死」、「職業」、「幸福」などのテーマかな。
「戦争」では、近代の戦争は戦時国際法を守るようになったとか、戦争自体が不法であるというようなことが書かれていた。
「憲法」では、憲法は国や政府職員が守るべき法律であるというようなことが書かれていた。
「家族」では中間集団が必要というようなこととか。
あとは、「死」で書かれていたように、人生の意味は途中では分からず、終わってからでないと分からないという考えにはそういうものかなと思った。
「幸福」では、自分に向いていることをやるのがいいのではないかという著者の考えが書かれていた。
そして幸せはひとと比べるものではなく、自分にぴったり合う生き方は、マスメディアや雑誌には載っていない、自分で見つけるしかないとも述べられていた。
僕も最近そういう考えを持っているので、これは著者に同意だな。
僕は今でもだいぶ幸せだが、これからにむけていろいろとがんばっていかないといけないなぁ。