Pibilog

Une variété de tous les jours

Tout comme les humains

Tout comme les humains

Kobo Abe (Rédigé par)
Shinchosha (Maison d’édition) / Shincho Bunko
1976年5月4日 (Date de sortie)
Édition de poche (Format)

安部公房のSF小説
短いのでサクッと読めた
ストーリーは「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本家(主人公)の家に火星人を名乗る男が訪ねてくるというもの
火星人を主張する男の目的が何なのか最後まで分からず不気味だった
最初は分裂症(統合失調症)の患者なのだろうとたかをくくっていた主人公だがだんだんと男の話術に惑わされていく…
読み進めているうちに僕も少し混乱してきた
証拠がない限りはどんな可能性でも残されているという
僕が地球人なのか地球病にかかった火星人なのかは分からないわけだ
この男も本当に火星人なのかもしれないし火星病にかかったただの地球人かもしれない
文中の言葉を借りると「トポロジー神経症」というやつらしい

しかし僕は現代科学のほうを信じたいと思う
今のところ火星には生きてる生物が見つかっていないわけだから火星人なんていないのだ
この男と妻は精神病にかかっており主人公は感化されて自らも精神を病んでしまったといことなのだろう
あまり考えすぎると深みにはまっていってよくない
科学も間違っていることはあるだろうが当面は科学で正しいと思われていることを信じて生きていくのが僕の性分に合ってるなと思った

関連Youtube

Laisser une réponse

Cette adresse e-mail n’est pas。
Peut prendre un commentaire sera approuvée。