著名な乙武洋匡氏の著作。昔のベストセラーだ。早稲田大学政治経済学部在学中の作品。障害があるなしは関係なく、障害者でも健常者でも楽しく生きていけるという内容だ。僕が読んだハードカバー版は漢字に読みがながついていて、小学生も読めるよう…
日常の色々
著名な乙武洋匡氏の著作。昔のベストセラーだ。早稲田大学政治経済学部在学中の作品。障害があるなしは関係なく、障害者でも健常者でも楽しく生きていけるという内容だ。僕が読んだハードカバー版は漢字に読みがながついていて、小学生も読めるよう…
僕は1度も被災地を訪れたことがない。今後足を運びたい。本書は東日本大震災に熟考した筆者の持てる力の全てを注ぎ込み、震災の現実を多面的にとらえる一冊である。パラパラ読めてわかりやすい。おすすめの本だ。作者の静かな怒りを感じる。一億総…
僕が興味を持ったのは以下の節である。 ポポー関心を持たないのは次のsectionである。 恋は大袈裟 道なき道 春を待つ手紙 自分と出会う 通信~ 内的などもり 二〇〇一年一月一日ことばめぐりとある日という章にも勘がない。しかして…
まず恋には結晶作用がある。われわれの出会うあらゆる物を機縁に、愛する対象が新しい美点を持っている事を発見する精神の作用である。そして情熱恋愛、趣味恋愛、肉体的恋愛、虚栄恋愛がある。僕の考えだと情熱、遊戯、快楽、嘘欲というようかしら…
伊坂幸太郎 集英社 / 集英社文庫 2015年6月26日 (発売日) 電子書籍 (発行形態) 心配性の著者の10年に渡るエッセイ。 僕は著者の本を初めて読んだのだが面白かった。 10年の間には震災も起こった。 作者は喫茶店でよく執筆をするみたいだ。 …
詩人である著者のエッセイ。勉強になった。「ガーデニング不条理」、「プロフェッショナル・ルール」、「みんなフレンドリーだね。」などが印象的だ。僕も文章を書いてみたくなった。わたしが言葉を書くというより、言葉がわたしに書かせていると思…
パリ同時多発テロで最愛の妻を失った著者がFacebook上に手紙を公開した。世界を駆け巡ったメッセージ。筆者はテロリストに憎しみを与えないと宣言した。無関心と言うことだろう。僕はもっと世界情勢について学ばなければいけないと思った。…
「黒部の山賊」のひとりである鬼サ事山人が語る生活譚。ボッカ、ガイド、遭難救助、イワナ、カモシカなどについて書かれている。著者は北鎌尾根と穂高縦走はガイドが気を使うと言う。タヌキのコンバンハが興味深い。カモシカは縄張りみたいなものが…
著者の人気エッセイ第26弾だという。よく分からないのだが、本屋さんで偶然見かけ購入した。ピラパラと読む。著者はエッセイ、女優など様々なことをやっているのだな。僕もいろいろなことに挑戦してみたいものだ。「人生は芝居、人は役者」という…
有名な哲学者、批評家であるらしい著者の作品。知識が浅い僕は全然知らなかった。本書は4篇のテクストから成っている。故郷バイヨンヌの風光と思い出を語った「南西部の光」とモロッコでの見聞を記録した表題作が僕は印象に残ったかな。かの地はき…
長野、岐阜、富山を中心にそびえる?北アルプスの最奥の地、黒部川源流部雲ノ平周辺を舞台にした実在の山岳エピソードが書かれている本。表紙は畦地梅太郎さんの版画なのか。昭和20年代、"黒部の山賊事件"というものがあったらしい。山賊と称さ…
「バーボン・ストリート」、「チェーン・スモーキング」に続くエッセイ集。本作も興味深かった。「挽歌、ひとつ」という作品が情感深い。…
コラムでもエッセイでも、ノンフィクションでも小説でもないと著者が語る、新しいスタイルの33の物語とのこと。アメリカの新聞に連載されているようなコラムを目指しているうちに、新たな境地に達したということみたいだ。おもしろかったのは、「…