Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング増補改訂第2版
ニャタロ~たちと楽しくプログラミングが学べるシリーズの1冊。
本書はRaspberry Pi(ラズベリーパイ)について書かれている。
なんと今回、ニャタロ~の弟のニャジロ~が登場する。
ラズベリーパイのOS、Raspbian(ラズビアン)にはMinecraft Pi(マインクラフトパイ)というゲームがはじめからインストールされているらしい。
これは知らなかった、楽しそうだ。
Scratch(スクラッチ)やPython(パイソン)でプログラミングをし、マインクラフトパイを操作することもできるという。
最近の子どもはすごいものだな。
そして忘れてはいけないのが、ラズベリーパイのハードウェア的側面、電子工作要素。
126~127ページのニャタロ~とピンキーの会話がおもしろいw
リアルで楽しいことはないからずっとコンピューターの中で暮らしたいというニャタロ~。
それではただのニートだ、リアルと関係を保てと説くピンキー。
ラズペリーパイはただのソフトウェアではなく、ハードウェアとして現実の世界に影響を与えるのだ。
また、ピンキーの以下のセリフが印象的だった。
ソフトウェアの世界では失敗しても何度も試せるけど、ハードウェアの世界で起こることは現実なの。一度壊れたものはリセットしても元には戻らないわ。
(第6章 p.129)
ウキウキ気分で購入したラズペリーパイを不注意から壊してしまうと目も当てられないからな…
気をつけよう。
僕もそのうちラズベリーパイを手に入れて、「LEDチカチカ(通称Lチカ)」に挑戦してみたいと思った。