ジョン・マコーミック (Written by) / 長尾 高弘 (Translation)
日経BP社 (Publishing House)
2012年7月23日 (Release date)
Kindle version (Format)
9つの有名なアルゴリズムについて書かれた本。
What is an algorithm?、問題を解決するために必要な手順を正確に規定したレシピのことらしい。
本書で取り上げられているアルゴリズムは下のとおり。
- 検索エンジンのインデクシング
- ページランク
- 公開鍵暗号法
- 誤り訂正符号
- パターン認識
- データ圧縮
- データベース
- デジタル署名
- 決定不能性
この本を読んだのはけっこう昔なので、忘れてしまっているところもあるな。
何か必要になったら読み返そう。
ちなみにこの本にはソースコードなどは載っていない。
文章と図で、アルゴリズムを分かりやすく説明しようとしている。
Related Posts
- People Wear トム・デマルコ (Written by), ティモシー・リスター (Written by) / 松原 友夫 (Translation), 山浦 恒央 (Translation) 日経BP社 (Publishing House) / 第3版 2013年12月18日 (Release date) Hardcover (Format) だいぶ前に買ったが読んでなかったこの本を読んだ。 僕が読んだのは第2版です。 いろいろためになることが書いてあった。 実際のところ、ソフトウエア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである。 (p.4) ソフトウェア開発では、技術的に解決できないから失敗するというよりは、人間関係で失敗するということらしい。 人間関係はやっぱり難しいな。 逆に言えば技術的には大体のことが出来ちゃうということなんだろう、凄いね。 not exceeding、気になったことのまとめ。 頭脳労働者は工場式のやりかたではうまくいかない 触媒となる人材も必要 スペイン流管理 ウィーンは君を待っている 実働は週40時間 生産性と音楽について ホーソン効果 チームの行動はネットワークモデル 仕事は楽しくあるべき チームは各人が時に応じてリーダーシップを発揮するので、恒久的なリーダーは存在しないという考えはへえと思った。 第3版ではリーダーシップについて加筆されているらしいので、今でも筆者がこの考えなのかは分からないが… 実働週40時間で残業なしで楽しい仕事を僕も見つけたいです。
- Nico Nico Philosophy Out of Kawakami's Chest 川上 量生 (Written by) 日経BP社 (Publishing House) 2014November 14, 2016 (Release date) Hardcover (Format) ドワンゴの川上会長のインタビューをまとめた本。 今やKADOKAWA・DWANGOのトップになったらしい。 川上会長のやろうとしていることは、「テクノロジーを駆使して人間性を追及する」ということだそうだ。 ニコニコ宣言というものを僕は知らなかった。 ニコニコ動画が掲げた目標だという。 そこにもそのようなことが書かれていた。 そのほか、気になったところをまとめておく。 テクノロジーと笑い グーグルやアマゾンはテクノロジーと論理。 コンテンツとプラットフォームは両方提供するのがベスト ドワンゴはゲームとかを作ってたPC系エンジニアが多い CGM(Consumer Generated Media)とUGC(User Generated Content) 意味はほぼ同じ。 オープンなマーケットほど勝つのは難しい クリエイターの幻想。 ブランドがためられるプラットフォーム インターネットに国境を作ったほうがいい グーグルやフェイスブックなどのグローバル企業に牛耳られるから。 リスクマネジメントはしたほうがいい 起業はやめたほうがいい?
- ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 トム・デマルコ (Written by) / 伊豆原 弓 (Translation) 日経BP社 (Publishing House) 2001年11月26日 (Release date) Hardcover (Format) 良い企業にはゆとりが必要で中間管理職も必要だというようなことを書いている本。 組織の再生つまり、学習と変化は組織図の階層の中間の空白部分で起こるという。 印象に残ったことをメモしておく。 マトリックス経営の仕事の切り替えに伴うロス リスターの法則 まちがった管理の法則 目標管理はやめろ テーラーリズムを超えて 信頼関係を築くための親たちのルール 変化のタイミング 学習プロセスの典型的なモデル リスク管理の必要性 管理者が管理の挑戦から逃避して低レベルの仕事をすべきではないという考えを読んで、そういうものかと思った。