ローラ・ダーン, ジェレミー・アイアンズ, ジャスティン・セロー (Cast)
デヴィッド・リンチ (Director)
Kadokawa Shoten (Provide)
2006Years (Release date)
Prime Video (Format)
「‘内なる帝国’へようこそ」
ハリウッド⇔ポーランド、現実⇔映画、And、ウサギ人間たち。
5つの世界が交差するという作品。
大まかなストーリーは内容紹介に載っている。
面白いかなと思い僕は見たのだが、難しくてどういう事なのか分からなかった…
もう一度見返そうにも長くて…
カスタマーレビューを見たのだがはっきりせず、解説を見るのも気が乗らないので、もう一回見ることにしたがそれでも理解できませんでした笑。
先日読んだ本のロラン・バルトの考えによると、映画テクストのなかには、映画のプロットや主題や作者の意図の他にも、その意味を確定しがたい無数の記号も映りこんでいる。
この「鈍い意味」を我々は解釈しなければいけないという。
それなら本に書いてあったように僕なりの誤読も許されるだろうと思い、思想の実践では全然ないのだが一応考えてみた。
At first、ニッキーが老婦人と話した豪華なお屋敷が現実だろう。
それで映画の中でニッキーはスーザン(スー)という役柄を演じる。
地面に星型のプレートがある夜の通りはハリウッドのハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムという通りなのだろう。
それで雪が積もった通りのシーンなどがポーランドだ。
丸眼鏡の男と話すニッキーはおそらく現実と思う。
それでウサギ人間がいる所がインランド・エンパイアなのだろうか?
僕には分からないのであった。
結局さっぱり謎だ。
暗い映画だが、最後はなんとなくカタルシスがあって少し感動する。
それにしても難しいな。
もう一度レビューや解説を見てみようっと。
Related Posts
- Cave King Episode 23: Edmond Dantes MEDIA FACTORY (producer)Joji Nakata (Performer), Jun Fukuyama (performer), Daisuke Hirakawa (performer), 2005 (Season)Prime Video (Format) 「何が知りたいのです? 私のことですか? それともモンテ・クリスト伯爵のことですか?」(第10話 エドモンからの手紙) パリの実力者3人のもとにダンテスからの葬儀案内状が届く。The Count of Monte Cristo's spaceship moving into deep space。that Danglar was on the same ship。The fate of the tears and sorrows。The lid of the open coffin...
- Last Embrio (2) Avatara of the Second Coming Taro Ryunoko (Written by) / Momoko (Illustrations)KADOKAWA / Kadokawa Shoten (Publishing House) / 角川スニーカー文庫2015年11月28日 (Release date)Kindle version (Format) 問題児シリーズが全12巻で第1部完結した。第2部は「ラストエンブリオ」とタイトルを変えて、続刊しているらしい。本書はその第2巻だ。第2部から新しいイラストレーターの人が加わったみたいだな。物語には、十六夜の孤児院の家族である西郷焔が登場して、ダブル主人公で進んでいくみたいである。本書では太陽主権戦争予選ゲームのミノタウロスとの戦いが終わった。インド神話で語られている“アヴァターラ”という王群が現れたりして、彼らも太陽主権ゲームに参戦するという。「魔王連盟」を作ろうとしていた殿下はアヴァターラ最後の化身らしいが、これも何か関係あるんだろうか。あとは“ウロボロス”もいるしなぁ。これから大変なことになりそうだ。Speaking of which、僕は今回分かったことがあった。本書で焔と鈴華がこんなことを言っていたのだ。 「ギフトゲームって勝利条件を全てクリアしたら、主催者を問答無用で服従させられるって聞いたけど」「死んだとしても無理やり復活させるって辺り、神様の箱庭って感じだよな。」(エピローグ、電子書籍のためページ数不明) こんなルールがあったとは、知らなかった。それで第1部の第4巻でレティシアが生きていたのか。巨龍となったレティシアの心臓を撃つことで第1、第2、第4の勝利条件が達成されたわけだな、なるほど~
- Women-cry frightening picture 中野 京子 (Written by) Kadokawa Shoten(Kadokawa Group Publishing) (Publishing House) / 角川文庫 2011年7月23日 (Release date) Bunko (Format) 22の西洋の名画にひめられた意味や背景を読み解いてみせる本。 世界史的な内容や、キリスト教、ギリシャ・ローマ神話についてなどその批評、評価の範囲は広範に及んでいた。 絵画を普通にただ眺めていても、どういう絵なのかよく分からないことが多いから、こうして説明されるとよく理解できるな。 僕が印象に残った絵画は以下のようなものかな。 ベラスケス-「ラス・メニーナス」 エッシャー-「相対性」 ヴェロッキオ-「キリストの洗礼」 ブレイク-「巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女」 ホガース-「精神病院にて」 ベックリン-「死の島」 ピカソ-「泣く女」 エッシャーのだまし絵は見ていておもしろいなぁ。 長崎のハウステンボスに作品がまとまって集められているらしい。 いつか観賞しに行ってみたいものだ。 ブレイクの作品はアメリカの作家トマス・ハリスの小説で取りあげられていたから有名かもしれない。 一つの絵画を小説の重要なモチーフにして作品を書くとはなかなかやるな。 僕は「レッド・ドラゴン」は小説も映画も見たことがあるが、また久しぶりに見てみたくなった。 まぁ内容はけっこう怖いけど… また、こうして観賞してみると、やっぱりピカソはすごいと思った… この「泣く女」はキュビズムという描法で描かれているらしいが、素人の僕目線でも傑作という気がした。 芸術家というのは他人の感情を全て吸い取って自分の糧にしようとするから、怖い存在らしい。 そういうものなのかもな~