キムラック教会のユグドラシル神殿に侵入するオーフェン。また、アザリーも聖都を訪れていた。教主ラモニロックが語る世界の真実とは。始祖魔術士オーリオウルには驚いた。女神は悪いやつなんだな。常世界法則が思い起こされる。ラグナロク砦が登場…
日常の色々
キムラック教会のユグドラシル神殿に侵入するオーフェン。また、アザリーも聖都を訪れていた。教主ラモニロックが語る世界の真実とは。始祖魔術士オーリオウルには驚いた。女神は悪いやつなんだな。常世界法則が思い起こされる。ラグナロク砦が登場…
前編ではオーフェンたちは現在しないはずの古代の劇場、カミスンダ劇場を発見する。そこでは魔王スウェーデンボリ―が戯曲『魔王』を上演していた。劇場はシスター・イスターシバによって建てたれたのだな。挿絵が記憶に残る。後編では主人公たちが…
大作長編。スーパーフルーによって滅亡した世界。善の下に集う生存者たちとそれを狙う悪の闘いを描く。社会秩序が無くなっていく様が恐ろしい。ドキドキしながら読み進めた。生き残ったのはスチューとフラニーだけなんだよな。グレン、ニック、トム…
ホラーの中篇集。1篇は夜明けの飛行機に乗った主人公。ところが目覚めると乗客が皆消えていたという話。ニックが最期に見た光景が…僕はトゥーミーが印象深い。初めて本書を読んだ時は大人は考えが硬いなと思った。しかし自分が大人になるにつれト…
著者が東京から沖縄まで神頼みをしながら自転車旅をする本。山田高司さんが住む四万十川近くには沈下橋というものがあるのだな。また、自転車に乗る時の鉄則があると著者は言う。僕は車道を走る事かしらと思って読んでいたが、重い荷物を背中にしょ…
著者が世界一周の一人旅をする様子を描く本。まず筆者はシベリア鉄道に乗るためロシアに向かう。ウクライナにも立ち寄っており、ウクライナ戦争の事を思い出して心が痛んだ。南米では自転車で大陸を走破する。オアシス行き倒れ事件、急斜面での転落…
南インド、チェンナイを舞台にした小説。芥川賞を受賞したらしい。海外を舞台にした小説は珍しい気がする。海外支社の日本語教師としてチェンナイに赴任した女性。100年に1度の洪水で氾濫したアダイヤール川。その洪水後に不思議な現象が起こる…
お嬢様学校で文学サークルの会長だった白石いつみが死んだ。副会長だった澄川小百合に開かれた定例会で部員たちはそれぞれ自作の小説を朗読する。その中にいつみの死の真相が含まれているのか。映画化もされたらしい。僕は小南あかねが犯人なのでは…
就職活動を題材にした小説。直木賞受賞作らしい。映画化もしたようだ。主人公の拓人は友人の光太郎、瑞月、理香等と就職活動対策の集まりをする。そして、就職活動を進めていくうちにいろいろな事が起こるのだった。最後の方の展開には驚いた。文章…
16世紀の文学だが現代にも通ずるようで面白かった。本書は上手くまとめられていた気がする。騎士道小説というものがあったのだ。ドン・キホーテ・デ・ラマンチャと従士のサンチョ・パンシャ、馬とロバの物語が面白かった。正気に戻ったようで何よ…
短編12編が収められた本。チラパラと読んだが、僕の印象に残った作品はやっぱり「棒」かな。昔読んだときはよく分からなかったが、今読むとなんとなく話が分かったような。8ページほどの短い作品だし読みやすかった。解説によると、本書の短編か…
古代ギリシア的人間像に対しての憧れがあったらしいけど、聡明な著者だから深慮があったのだろうな。主人公が無事帰ってきてよかった。昭和の恋愛模様が知れて興味深い。…
サヴァン症候群で、語学や計算に高い能力を持つという著者の手記。彼は文字や数字に色が伴って見える「共感覚」という感覚も持っているという。一方で自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群でもあるようだ。アイスランド語を1週間で覚えたりでき…