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日常の色々

「読書感想」に関する記事

素直な戦士たち

息子を東大文一へ合格させるという計画遂行のため、全てを捧げる妻の千枝。そしてそれに付き合わされる夫。教育ママもここまで徹底的だとすごい。本書はフィクションなので過剰に描かれているが、こういう母親は実際にいそうだから困る。この本は1…

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怪談現場 東京23区

東京23区それぞれの怪談を集めた本。著者が言うには怪異と「水の記憶」には関係があるらしく、東京の水について注目しながら怪談現場や歴史資料を探っていったという。江戸時代とか昭和のいろいろな事件が載っていたりして、僕は知らないことが多…

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老いるということ

いろいろな文学、映画、演劇などに描かれた老いの形を通して、現代に生きる者にとっての「老い」の意味と可能性を考えたという本。筆者は序文で、「老いの中にはその季節にだけ見出せる貴重な何かがひそんでいないとも限らない」と言う。第5章では…

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日本辺境論

日本は辺境であり、日本人固有の思考や行動はその辺境性によって説明できるという趣旨の本。自身を中心にした文明や宇宙論を持ったことがないため、常に不安感がつきまとい、外の世界を見てきょろきょろしているのが日本人だという。だが、筆者は他…

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文豪はみんな、うつ

精神科医の著者が10人の日本の文豪の精神状態、症状などを分析した本。僕が興味深かったのは夏目漱石、芥川龍之介、島田清次郎、宮沢賢治についての章だ。昔は精神病の良い薬もなかったから、一度病気にかかってしまうと大変だったのだろう。現代…

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