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日常の色々

「読書感想」に関する記事

バーボン・ストリート

ニュージャーナリズムの旗手であるという著者の15編のエッセイが収められた本。本書は講談社エッセイ賞を受賞したらしい。ニュージャーナリズムという言葉はどこかで聞いたことがあると思ったら、この間読んだトルーマン・カポーティの作品のあと…

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怖い絵

恐怖をテーマにしてベストセラーになった怖い絵シリーズ。これまで恐怖とは無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮を伝えている。昨年は「怖い絵展」という展覧会も開かれたらしい。本書で僕が怖いと思っ…

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愚行録

映画化もされたというミステリー小説。理想の家族に見えた一家が事件に巻き込まれる。隣人、友人らが語るエピソードを通して浮かび上がる彼らの人となり。そして事件の真相は…読みやすくて僕は一気に読んだ。著者が描く人間関係のドロドロ感という…

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冷血

5年余りの綿密な取材をもとに書かれたノンフィクション・ノヴェルだという。600ページくらいでボリュームがあった。アメリカのカンザス州で実際に起きた殺人事件について書かれている。どんどんエスカレートしていく犯人たちの行動が怖かった。…

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深夜特急〈4〉シルクロード

今回はインドからパキスタン、アフガニスタン、イランへの道中が描かれる。日本を出発して半年、第1巻の冒頭場面に戻り、ようやくインドのデリーからイギリスのロンドンまでのバス旅行が始まるといった感じ。著者が旅に出てからもう半年も経ったの…

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深夜特急〈1〉香港・マカオ

インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行くと思い立った著者。本書はその旅の様子が描かれた本の第1巻なのかな。読んだことがなかったので読んでみた。本当に乗合いバスでそんな遠くまで行けるのだろうか?今回はデリーにたどり着…

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