津田 倫男 (著)
朝日新聞出版 (出版社) / 朝日新書
2013年10月11日 (発売日)
新書 (形式)
元銀行員の著者が銀行について書いた本。
いろいろと僕が知らないことが書いてあり、おもしろかった。
簡単にまとめ。
- 銀行員の給与は高い
- 行員口座というものがある
- 人事、秘書、企画が御三家
減点評価されないよう気をつける。
敗者復活戦はない。
- 出世したければ、「従順で」、「みどころあり」、「バカができる」ようにする
- 効果的な苦情申し立て
- 複雑な金融商品は銀行員もよく分かっていない
- 出向について
- 支店の行員の人事は支店長のさじ加減ひとつ
- 銀行は入行予定者の綿密な身元調査を今でも行っている
- 投信や生保、ATMの手数料も大きな収入
銀行はメーカーなどと違って個人の業績の差がつきにくく、ちょっとの差が大きな処遇の違いを生んでしまうという。
また、出世のためには上司には従順であらねばならないらしい。
大変だな。
銀行員志望の人がこの本を読むと、どう思うんだろうか。
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