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バカの壁

バカの壁

養老 孟司 (著)
新潮社 (出版社) / 新潮新書
2003年4月10日 (発売日)
新書 (形式)

2003年のベストセラーだという本。
今頃読んだのでなんとなくためになったことをまとめておく。

  • 自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている人間
  • 知識と常識は違う
  • 人間の脳は要は計算機
     人によって入力に対する出力が違う。
  • 人は変わるもの
  • 個性より共通性を学ぶべき
  • 身体を忘れる現代人

サラサラと読みやすい本だった。

近代的個人は己を情報だと規定するという。
日々変化している自分自身を、同じもの、同一の情報だと考えてしまっている。
だから個性を主張するということらしい。
万物は流転するのに…ということだそうだ。
僕はけっこう飽きやすいが、何か新しいことをして変化していると考えれば、人間としては普通のことなのかもしれない。
SNSとかを急に消したくなった経験があるが、それもおかしなことではないのだ。
情報化された過去の自分と決別して、新しい自分に変わりたいために消すのかな?
過去の自分に縛られて身動きがとれなくなるということはあるものだ。
新しいことに挑戦して変わっていかないといけないな。

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