誉田 哲也 (著)
光文社 (出版社) / 光文社文庫
2009年4月9日 (発売日)
文庫 (形式)
主人公は女性ロックバンドギタリスト。
10代最後の夏、敬愛するボーカルの男性が死を遂げる。
偽名で身元不明の変死体?、居ても立っても居られない彼女は彼の真実を求めて走り出す。
徐々に明らかになる事実。
ガーリーでミュージックな青春小説。
解説にも書かれているが、アマチュアバンドの日常が生き生きと描かれており、鮮明で新鮮だった。
確かにステージでパフォーマンスする場面の描出は迫力があるな。
薫さんが死ぬとは残念だ。
残された人の気持ちを思うと気分が重い。
魔が差したのだろうか。
才能と挫折は仕事、スポーツ、創作などで付いて回る面倒な問題な気がする。
他人を意識しないのか、自分に自信を持つのか、がむしゃらにがんばるのか、撤退するのか、etc…
僕は深く考えないようにしよう。
個々人の生き様は、思うようにいかなかったとしても尊いかな。
本書は続編も発売されているみたい。
関連投稿
- アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか? 上原 昭宏 (著), 山路 達也 (著) 光文社 (出版社) / 光文社新書 2015年4月16日 (発売日) 新書 (形式) IoT(Internet of Things:モノのインターネット)など…
- ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 大鐘 良一 (著), 小原 健右 (著) 光文社 (出版社) / 光文社新書 2010年6月17日 (発売日) 新書 (形式) 2008年にJAXAにより行われた宇宙飛行士の選抜試験についてのドキュメ…
- 「私」のための現代思想 高田 明典 (著)光文社 (出版社) / 光文社新書2006年5月20日 (発売日)Kindle版 (フォーマット) 暇なのでなんとなく本書を読んだ。フーコー、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、リオタ…