貫井 徳郎 (著)
実業之日本社 (出版社) / 実業之日本社文庫
2015年10月3日 (発売日)
文庫 (形式)
ラストが印象的なミステリー小説。
理解不能な事件の真相を探る主人公がたどり着いた真実とは…
仁藤氏みたいな人が自分の周りにいたら確かにこわい。
あと、「三ツ沢氏はチキンだなぁ、すぐ警察に電話すればいいのに。。」と僕ははじめ思ったが、一概にはそう言えないか。
三ツ沢氏には妻子がいるのだ、二の足を踏んでしまったのも分かる。
解説によると、著者は社会的なテーマに切り込むミステリー作品を書いているみたいだ。
人はわかりやすいストーリーを聞いて安心するというのはそうかもしれないな。
そして現代社会における人間関係の変容か。
考え出すと難しい。
いろいろと考えられているのだな。
関連投稿
- ライ麦畑でつかまえて J.D.サリンジャー (著) / 野崎 孝 (翻訳) 白水社 (出版社) / 白水Uブックス 1984年5月20日 (発売日) 新書 (形式) 有名な小説。 僕が読んだのは結構前だが、覚えてる場面はい…
- 若きウェルテルの悩み ゲーテ (著) / 高橋 義孝 (翻訳) 新潮社 (出版社) / 新潮文庫 1951年3月2日 (発売日) 文庫 (形式) 主人公ウェルテルはある女性と出会い、彼女に恋をするが、彼女には結婚相手がいて…
- 人生で一度はやってみたいアメリカ横断の旅 吉田 ちか (著)実業之日本社 (出版社)2018年3月2日 (発売日)Kindle版 (フォーマット) バイリンガールの旅行記で読む価値あり！おすすめです。Youtuberの著者が彼氏と車でアメリカ…
