「関係の空気」「場の空気」
日本語の窒息などについて書かれた本。
パラパラと読んだ。
コードスイッチ話法があるそうだ。
僕も考えてみた。
「課長。強いですね。これなら戦えますよ。うちの会社はさすがだな。いよっ、一気飲みの名人。僕は私大出身だけど国立大の博士号は違うね。僕も残業して今期目標達成に噴進します。さあて社食の日替わり定食を食べに行きましょう」
「部長、早くに電話してすみません」
「どうした。吉報じゃないと許さないぞ」
「注文先と揉めまして勉強する方向でいこうと思うのですが」
「なんだって。納期もギリギリだぞ。儲けが少ないのは目に見えてるぞ」
「はい。無理は承知でハンコお願いします」
「しょうがねえなぁ。営業マンとしても俺の若い頃はもっと実績を作ったものだけどな。俺もこれ以上は守りきれんよ」
「すみません。頑張って飛び込みます」
著者はベネッセ・コーポレーション出身らしい。
進研ゼミにお世話になった。
日本語学校の先生でもあるようだ。
国語は僕の好きな授業だ。
もじぴったんというゲームを想起する。
面白かった。
単語をつなげていくパズルゲームなのだ。
ヒットしたと思う。
漢字ぴったんはどうだろうか。