ピビログ

日常の色々

電通とリクルート

山本直人
新潮社 / 新潮新書
2011年6月24日 (発売日)
電子書籍 (発行形態)

電通リクルート、大企業2社について書かれた本。
マス・メディアを通じた広告であらゆる商品を売ってきた電通と、就職や住宅購入等、「人生の節目」をビジネスにしたリクルート。
インターネットと共に我々の欲望はどこへ向かい、彼らはその欲望の創出にどう関わろうとしているのか。
興味を持って読んだ。
リクルート事件、ミシュラン日本版というものがあった。
どういうものだったっけな。
発散型と収束型の広告もキーワードだ。

広告は、夢を見せても夢への道のりを教えてこなかった。その道のりを知りたい、というニーズに応えたのが情報誌だった。
(p.96)

アルバイト、転職の情報誌は沢山ある。
フロムエー、ワーキンなどだ。
道のりという事だが、就職活動は大変だ。
一応、面接で気をつける事、履歴書の書き方などは情報誌に載っている。
それでも採用活動を突破できない人もいると思う。
インターンに行くのがいいかもしれない。

本書では著者はどうやら1970年代後半から1980年代にかけて起きた変化が原因になっているという。
何が起こったのだろう。
高度経済成長期の終焉とバブル期の始まり。
日本の衰退はここ20年くらいだっけ。
バブルという泡が日本経済を覆ったのだ。
LUSHのバブルバスに入りながら僕はそんな事を思った。
あぶくというものはやはりすぐに消えてしまう。
不動産価格の上昇というあぶくが出てきたのかしら。
サブプライムローン問題はあぶくではない。
低所得者層の未返済問題が金融商品となって世界中に波及した。
大手証券会社も倒産した。
日本でもサブプライム世代という就職困難期があった。

経済不況
Peggy_Marco / Pixabay
https://pixabay.com/photo-1020275

関連Youtube

  • 第一電通株式会社|リクルート動画
    YouTube Video
    第一電通株式会社|リクルート動画
  • 大手企業を文系総合職で受ける際の業界難易度ランキング #Shorts
    YouTube Video
    大手企業を文系総合職で受ける際の業界難易度ランキング #Shorts
  • 入社するとTikTokで踊らされるベンチャー企業5選 #shorts
    YouTube Video
    入社するとTikTokで踊らされるベンチャー企業5選 #shorts
  • 電通と博報堂の違いをメディア野郎・田端が解説
    YouTube Video
    電通と博報堂の違いをメディア野郎・田端が解説

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
コメントが承認されるまで時間がかかることがあります。