津島 佑子 (著)
講談社 (出版社)
2016年5月17日 (発売日)
単行本 (形式)
3編の短編が収められた本。
どれも興味深かった。
絶筆だという表題作はけっこう衝撃的だ。
あり得べき30年後の二ホンの姿かぁ。
アメリカでは、文学が9.11をテーマとして様々な作品を生み出しているようだ。
僕は知らなかったのだが、日本でも3.11に向き合った作家さんたちがいたのだな。
文学の底力を感じた気がする。
著者の他の作品も読んでみたくなった。
関連投稿
- きのうの世界(上) 恩田 陸 (著)講談社 (出版社) / 講談社文庫2011年8月12日 (発売日)文庫 (形式) 著者の集大成の作品。殺人事件が起きたのはある町。そこは塔と水路の町だという。いろんな謎が…
- アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン 高野 秀行 (著)講談社 (出版社) / 講談社文庫2013年9月13日 (発売日)Kindle版 (フォーマット) バナ族に著者はお世話になったようだ。ケンモンはどんな感じなのかしら。ペシャクパラン…
- 7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー 綾辻 行人, 歌野 晶午, 法月 綸太郎, 有栖川 有栖, 我孫子 武丸 (著)講談社 (出版社) / 講談社ノベルス2017年9月7日 (発売日)Kindle版 (フォーマット) 麻耶雄嵩は京都大学…