羊をめぐる冒険
青春三部作というものの完結編らしい。
北海道へ羊を探しに行くという内容だった。
文庫版のカスタマーレビューを読んでいたら作者が実際に北海道に滞在した経験があったと書いている方がいて、確かに描かれているものが現実的な気がした。
描写や比喩が多くて細心なイメージを受けた。
ミステリー?風にも感じられる話で興味を持って読んだ。
パセティックという意味は哀れをさそうさま、感動的なさまなのだな。
僕の印象としては主人公はhしてばかりいるなと思ったりした。
あと1978年の秋の話と思って読んでいたのだが、文庫の下巻の説明には一九八二年秋、僕たちの旅は終わるとある。
しかし不思議な出来事が様々書かれていたので齟齬があってもいつの間にかそれだけの時が経ったのだろうと気にはならなかった。
(ただの僕の読み過ごしだったらすみません)