ピビログ

日常の色々

百年泥

南インド、チェンナイを舞台にした小説。芥川賞を受賞したらしい。海外を舞台にした小説は珍しい気がする。海外支社の日本語教師としてチェンナイに赴任した女性。100年に1度の洪水で氾濫したアダイヤール川。その洪水後に不思議な現象が起こる…

続きを読む

暗黒女子 (上)

お嬢様学校で文学サークルの会長だった白石いつみが死んだ。副会長だった澄川小百合に開かれた定例会で部員たちはそれぞれ自作の小説を朗読する。その中にいつみの死の真相が含まれているのか。映画化もされたらしい。僕は小南あかねが犯人なのでは…

続きを読む

何者

就職活動を題材にした小説。直木賞受賞作らしい。映画化もしたようだ。主人公の拓人は友人の光太郎、瑞月、理香等と就職活動対策の集まりをする。そして、就職活動を進めていくうちにいろいろな事が起こるのだった。最後の方の展開には驚いた。文章…

続きを読む

R62号の発明・鉛の卵

短編12編が収められた本。チラパラと読んだが、僕の印象に残った作品はやっぱり「棒」かな。昔読んだときはよく分からなかったが、今読むとなんとなく話が分かったような。8ページほどの短い作品だし読みやすかった。解説によると、本書の短編か…

続きを読む