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「SF」に関する記事

虐殺器官〔新版〕

日本SFの有名な小説なのかしら。9・11以降の時代の世界についての内容だ。作者は対談でほとんど資料調べをしないで書いたと話していたが、巻末の解説にあるサンプリング、参考文献の話もしっくりくる。著者はもともとそういう知識があったのだ…

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美しい星

突然宇宙人であるという意識に目覚めたある一家を描いたSF小説。最近映画化されたらしい。2017年5月26日公開だってお。僕も雑誌の映画紹介記事でこの作品を知った口である。物語は、地球を救おうとする宇宙人(? )家族についてだ。他にも…

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人間そっくり

安部公房のSF小説。短いのでサクッと読めた。ストーリーは、「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本家(主人公)の家に火星人を名乗る男が訪ねてくるというもの。火星人を主張する男の目的が何なのか最後まで分からず、不気味だった。最初は…

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第四間氷期

SF小説らしい。書かれたのは1959年とのこと。予言機械というものができて、とある男の未来を全て予言させようとする。ところが男が事件に巻き込まれて… という話。突然、水棲哺乳動物について語られた時はびっくりしたが、タイトルの意味と結…

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イリヤの空、UFOの夏 その1 (電撃文庫)

OVA化、ゲーム化もされたライトノベル作品。主人公がある夏に謎の少女と出会う。その少女は手首に謎の球体を埋め込んでいて、実は… という話。ヒロインの伊里野の境遇を思うと可哀相になってくる。UFOとかオカルト好きな人は楽しく読めるだろ…

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