サラサラと読んだ。面白かった。初めて読んだけども結構怖い。「彼女たちの修学旅行」が印象に残った。四谷怪談の真相はためになったと思う。あと1冊購入したので読んでみたいと覚える。…
日常の色々
サラサラと読んだ。面白かった。初めて読んだけども結構怖い。「彼女たちの修学旅行」が印象に残った。四谷怪談の真相はためになったと思う。あと1冊購入したので読んでみたいと覚える。…
大作長編。スーパーフルーによって滅亡した世界。善の下に集う生存者たちとそれを狙う悪の闘いを描く。社会秩序が無くなっていく様が恐ろしい。ドキドキしながら読み進めた。生き残ったのはスチューとフラニーだけなんだよな。グレン、ニック、トム…
ホラーの中篇集。1篇は夜明けの飛行機に乗った主人公。ところが目覚めると乗客が皆消えていたという話。ニックが最期に見た光景が… 僕はトゥーミーが印象深い。初めて本書を読んだ時は大人は考えが硬いなと思った。しかし自分が大人になるにつれト…
山人の話を集めた本の第三弾。狸火を見たという初出の情報が載っていた。紀伊半島の狸たちも悪戯をするという。日本家屋は壁が少なく柱で荷重を支えるよう。ミミズの話もあったがミミズのゲームがあったなぁ。秋田、岩手、宮城に位置する栗駒山。秋…
特別企画の傑作選「目黒トンネル」が載っていた。目黒区の境目を目黒川が流れているという。「冷てぇ〜なぁ」が記憶に残った。ものノケともノノケともののケとモノノケでは最初がいいと思う。くだしょには気をつけないといけないだろう。「六本木に…
ストーリーは田舎町で相次ぐ児童失踪事件で始まる。主人公ビルの弟ジョージもある大雨の日消息を絶ってしまう。27年おきに現れる“IT”は踊る道化師ペニーワイズと名乗り、相手が最も恐れるものに姿を変える怪物だという。何世紀にもわたって町…
10年前に姿を消した1人の友人。再び集まった主人公たちは旅先で出会った不思議な体験を語りだす。とある画家が描いた連作絵画「夜行」がそこには関わっているらしいのだが… という話。ところどころ怖かったが、まぁあくまでフィクションだし。リ…
ベストセラーだという「山怪 山人が語る不思議な話」の続編。今回は東北から甲信、北陸、近畿(奈良県)、中国、四国地方まで新たに取材を敢行し、山里の興味深い体験談を拾い集めたみたい。僕が印象的だったのは「秋山郷の謎の火」、「森の大笑い…
6編の作品が集められた短編集。SF、ミステリー、ホラーといった多彩な内容だった。僕が面白かったのは、本書のタイトルにもなっている「アメリカの壁」と「幽霊屋敷」という作品かな。アメリカの壁は、ベトナム戦争後の物語である。アメリカが白…
「結婚」をテーマにした8つのミステリ短編集。けっこう読みやすい。僕的には「怯える」という作品がハッピーエンドでよかった。すべてが悲しい誤解だったのだよ。巻末には著者の自註解説が載っていた。それによると、「憑かれる」という短編はわず…
12篇のホラー短編が収められた本。どの短編もラストで驚かされるところがあったりして、面白かった。僕が特に印象に残った物語は、「穴二つ」、表題の「よもつひらさか」などかな。「穴二つ」はネットストーカーの話で、昔のパソコン通信をいち早…
有名なサイコサスペンス小説。この3部作は僕も昔読んだし、映画も見た。かなり怖いけどな。最近また読みたくなってこの新訳版を買った。本書は3部作の中では一番最初の物語だ。映画のキャッチコピーは「《悪の根源》を知る為には その原点に戻ら…
著者が山での不思議な出来事の体験談を集めた本。阿仁マタギの語る話などが書かれている。本書は怪談というよりは民話に近いのかもしれない。狐に化かされたという話が多かった気がする。というのも、不思議なことをなんでもかんでも狐のせいにした…