フランスの文学。サクッと読める長さで読みやすく、切ない感じがした。アイロニカルな主人公の語りでストーリーが進む。フランスのポーという小さな町に育った男女数人の人生模様についてだ。子ども時代から、第2次世界大戦が起こった1940年頃…
日常の色々
フランスの文学。サクッと読める長さで読みやすく、切ない感じがした。アイロニカルな主人公の語りでストーリーが進む。フランスのポーという小さな町に育った男女数人の人生模様についてだ。子ども時代から、第2次世界大戦が起こった1940年頃…
ITジャーナリストの著者が書いたGoogleについての本。グーグルへの密着取材を許され、内情を詳しく書いているとのこと。約600ページもあってかなりのボリュームだ。おもしろかったが、最後のほう(第7章とエピローグ)は読むのが面倒に…
2ちゃんねる管理人(元)の著者が書いた本。気になったところをまとめ。 2ちゃんねるが潰れる原因として考えられるもの 金銭的な問題広告収入がなくなれば困る。 社会的な問題国家権力が潰そうと思えば、どんなものでも潰れるかも。 法的な問…
インターネットでの情報の取り扱いと、情報を守るにはどうすればいいかが書かれた本。気になったことまとめ。 グーグルも利益追求を目的とした株式会社ユーザーからの情報を使って広告収入を得ている広告企業である。Gmailの広告、Youtu…
構造主義について分かりやすく書かれた本。レヴィ=ストロースについて大きくとりあげられている。印象に残ったことのまとめ。理性に絶大な信頼をおく啓蒙思想現代思想といえばフランスから直輸入するものらしい構造主義はマルクス主義やサルトルの…
安部公房のSF小説。短いのでサクッと読めた。ストーリーは、「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本家(主人公)の家に火星人を名乗る男が訪ねてくるというもの。火星人を主張する男の目的が何なのか最後まで分からず、不気味だった。最初は…
SF小説らしい。書かれたのは1959年とのこと。予言機械というものができて、とある男の未来を全て予言させようとする。ところが男が事件に巻き込まれて… という話。突然、水棲哺乳動物について語られた時はびっくりしたが、タイトルの意味と結…
ゲームの開発者である著者らがゲーム開発などについて説明した本。気になったことをまとめておく。 第1章---ゲームとは何か 第2章---ゲーム開発の流れ 企画立案と審査 ターゲット コンセプト ゲーム・システム チーム編成 プロデュ…
1999年に発売された本。18年前か。当時のアジア経済に大打撃を与えたというヘッジファンドについて書かれている。ヘッジファンドとは個人あるいは組織からハイリターンの約束のもとに巨額の資金を預かり、世界を舞台に投機を行う国際的な投機…
元銀行員の著者が銀行について書いた本。いろいろと僕が知らないことが書いてあり、おもしろかった。簡単にまとめ。 銀行員の給与は高い 行員口座というものがある 人事、秘書、企画が御三家 減点評価されないよう気をつける。 敗者復活戦はな…
2003年のベストセラーだという本。今頃読んだのでなんとなくためになったことをまとめておく。 自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている人間 知識と常識は違う 人間の脳は要は計算機 人によって入力に対する出…
2006年に発売された本。だいぶ古くなったが読んでみた。 第1章 GoogleニュースについてGoogleニュースは新聞社の記事の見出しだけを自動的にコピーしてきて、利用者がクリックするともとの新聞社のホームページに飛ぶ仕組み。著…
ポール・オースターの小説。彼の名を広めた「ニューヨーク3部作」の第2作目だという。ストーリーは、とある私立探偵に奇妙な依頼が舞い込むというもの。ある男を見張ってほしいというのだ。だが、その男は毎日何かを書き、読んでいるだけ。だんだ…