有名なサイコサスペンス小説。この3部作は僕も昔読んだし、映画も見た。かなり怖いけどな。最近また読みたくなってこの新訳版を買った。本書は3部作の中では一番最初の物語だ。映画のキャッチコピーは「《悪の根源》を知る為には その原点に戻ら…
日常の色々
有名なサイコサスペンス小説。この3部作は僕も昔読んだし、映画も見た。かなり怖いけどな。最近また読みたくなってこの新訳版を買った。本書は3部作の中では一番最初の物語だ。映画のキャッチコピーは「《悪の根源》を知る為には その原点に戻ら…
有名な小説。巻末の解説によると、作者の精神的な自叙伝であるという。作者は本書を書き上げたのち、39歳くらいで亡くなったらしい。僕は何気に本書を初めて読んだ。こういうストーリーだったとは知らなかった。主人公の人生はなんとも悲しい。主…
映画「スリーピー・ホロウ」の原作となった本。本書は32編の物語とエッセイが収められた「スケッチ・ブック」という本の一編らしい。青空文庫となっていて、無料で読めるみたいだ。底本は新潮社の新潮文庫から発売された「スケッチ・ブック」との…
11篇の短編が収められている本。作者は31歳で夭折したらしい。僕は初めてこの作者の本を読んだが、文章は綺麗な表現で心を打たれるなと思った。特に印象深かったのは表題作の「檸檬」、「冬の日」、それと「ある心の風景」、「冬の蠅」とかかな…
「幸福村」、「天櫓(てんろ)」、「麦藁帽子」という中編3作が収録されている作品。「幸福村」では、僕は主人公の景子が夫の信之のことをそんなに嫌悪しなくてもいいのになぁと思いながら読んでいった。しかし、みつ子と信之がそんな関係だったと…
突然宇宙人であるという意識に目覚めたある一家を描いたSF小説。最近映画化されたらしい。2017年5月26日公開だってお。僕も雑誌の映画紹介記事でこの作品を知った口である。物語は、地球を救おうとする宇宙人(? )家族についてだ。他にも…
あさひなぐの第20巻。インターハイ東京都予選の団体戦決勝が描かれる。真春先輩を欠いた二ツ坂高校が一堂寧々を擁する國陵高校と戦う。将子、野上先輩、薙が力を尽くして試合に挑んでゆく。薙が好きな僕としては、母親の姿を追わなくなり、団体戦…
部活動で薙刀に打ち込む少女たちを描いた漫画の第19巻。本巻ではインターハイ東京都予選の個人戦準々決勝から決勝までと、団体戦の準決勝、決勝の序盤が描かれる。真春先輩は一堂寧々を倒して個人戦で優勝するが、団体戦の準決勝でまさかのアクシ…
22の西洋の名画にひめられた意味や背景を読み解いてみせる本。世界史的な内容や、キリスト教、ギリシャ・ローマ神話についてなどその批評、評価の範囲は広範に及んでいた。絵画を普通にただ眺めていても、どういう絵なのかよく分からないことが多…
英語の前置詞についてイラスト付きで分かりやすく書かれている本。第1章では33個の前置詞のイメージイラストと例文が示されている。第2章ではそれぞれ2つの前置詞を比較して使い分けが説明されている。いろいろと僕が分からないことが載ってい…
社会科学の方法論について書かれた本。アメリカに留学して海外で職を得た経験のある著者が、アメリカの大学院での学習、研究活動から学んだ、研究の方法論についての手引書だという。だが、社会科学だけにとどまらず、知的活動に携わる者ではいずれ…
2つの短編「外套」と「鼻」が収録されている文庫本。「外套」は万年九等官の下級官吏で、写字を己の職務としているアカーキイ・アカーキエヴィッチについての物語だ。彼が自分の外套を新調しようとしたところ、空虚だった彼の人生に突然大嵐のよう…
問題児シリーズが全12巻で第1部完結した。第2部は「ラストエンブリオ」とタイトルを変えて、続刊しているらしい。本書はその第2巻だ。第2部から新しいイラストレーターの人が加わったみたいだな。物語には、十六夜の孤児院の家族である西郷焔…