ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語

ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語

佐々木 俊尚 (著)
アスキー・メディアワークス (出版社) / アスキー新書
2009年10月9日 (発売日)
新書 (形式)

ニコニコ動画をつくったドワンゴという会社についての本。
発売されたのは2009年ということで、8年くらい前だ。
僕は「ニコ動は最近Youtubeとかの人気に押されているんじゃないかな?」と思いながら読んでいったが、これがおもしろかった
著者はコンピュータに詳しいし多くの人にインタビューしているな

本では川上量生を中心にドワンゴの誕生と発展について書かれている
日本でまだパソコン通信が行われていた頃~インターネット初期Bio_100%というゲームクリエーター集団がいたらしい
森栄樹らBio_100%のすごいプログラマーたちの何人かがその後ドワンゴでいろいろなサービスの開発にもかかわっていたのだとか
他にも様々な能力のある人たちが集まって離れていった人もいたが最終的にニコニコ動画などを作っていったみたいだ
僕は前にプロフェッショナル 仕事の流儀で川上会長が出演してた回を見たことがあったがその内容とつながる部分もあって興味深く読んだ
いろいろとためになったことをまとめておく

  • 自分の好きなことを究めるのは大事
  • 人づきあいは大事
  • 激変期の市場にはビジネスチャンスがある
  • コミュニティにはそれぞれのルールがある
  • コンテンツを持っている側は強い
  • 市場の変化速度は速いそこに適応していけるか

動画にコメントできるのはYoutubeにはないおもしろいところだと思う
でも時代の変化は急激でついていくのは大変なんだな
これからは何の分野が発展するのだろうか
やっぱりAIとかかな
ドワンゴにはこれからもがんばってもらいたいものだ
日本の企業だし

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