グーグル ネット覇者の真実追われる立場から追う立場へ
ITジャーナリストの著者が書いたGoogleについての本。
グーグルへの密着取材を許され、内情を詳しく書いているとのこと。
約600ページもあってかなりのボリュームだ。
おもしろかったが、最後のほう(第7章とエピローグ)は読むのが面倒になって、僕はパラパラと読み飛ばしてしまった。
簡単なまとめ。
- 序文
- グーグルの国外事業
収益の半分以上を国外で得ている。
- グーグルの国外事業
- 1章
- グーグル創成期のはなし
- ページランク
2009年までに検索結果の決定要素のシグナルは200以上、それよりも多数ある。
ページランクの重要性は低くなった。 - SEOとの闘い、グーグル翻訳について、人工知能分野
- 2章
広告のはなし
- 3章
- モンテッソーリ教育
- Googleの企業文化について
「Don’t be Evil」というグーグルの企業理念。
しかし自らが課したモットーに苦しんだ。 - グーグルの社員たちがIPO(新規公開株)とともにお金持ちになり、保守的になった
- マネジメント
- 4章
- gmailとプライバシーの問題について
- サーバー、速度の問題、グーグルのデータセンターについて
- グーグルドキュメント、ブラウザ、クロームOS
- 5章
- アンドロイドとグーグルTV、グーグルボイス
- アップルとの関係悪化
- Youtube
- 6章
中国のはなし
- 7章
グーグルの政治学
- エピローグ
SNSでフェイスブックに遅れをとったグーグル