川上 量生 (著)
岩波書店 (出版社) / 岩波新書
2015年6月20日 (発売日)
新書 (形式)
ネットの世界の今と未来を著者が活写した本だという。
著者は長年ネットに関わっているだけあって、さすが詳しい。
ネット世論、オープンからクローズドへ、ネットと国家、スパムとボットとHFT、電子書籍、テレビ、集合知についてなどなど鋭い分析が書いてあった。
仮想通貨についても書かれていたし、先見の明があるな。
しかし、こんなに優秀な著者だが最近の様子を見るにつけて、やっぱりビジネスというのは簡単ではなさそうだ。
難しいのかしら。
関連投稿
- 日本の思想 丸山真男 岩波書店 / 岩波新書 2015年12月3日 (発売日) 電子書籍 (発行形態) 現代日本の思想が当面する問題は何か。 その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。 日本人の内面生活…
- 地獄の季節 ランボオ (著) / 小林 秀雄 (翻訳) 岩波書店 (出版社) / 岩波文庫 1970年9月 (発売日) 文庫 (形式) 有名なフランスの詩人の作品。 表題作の「地獄の季節」と「飾画」という2つの作…
- 変身・断食芸人 カフカ (著), 山下 肇 (翻訳), 山下 萬里 (翻訳)岩波書店 (出版社) / 岩波文庫2004年9月16日 (発売日)Kindle版 (フォーマット) 有名な二十世紀の文学者である著者の作品。…