Amazonのカスタマーレビューでかなり高評価な本書を読んだ。
中東地域について、現在の情勢を含めた様々なことが分かりやすく書かれており、勉強になった。
今までの歴史、各国の思惑、感情がいろいろあるみたいだ。
著者は博識だな。
近年は圧倒的な覇権国が存在しない新たな列強の時代だという。
列強の外交政策というのだろうか、中東を舞台にした長年の複雑なパワーゲームは読んでいてびっくり。
島国暮らしの僕などはずいぶんのんびりした考えをしていると実感した。
僕が知らないだけで、日本外交もインフラ整備、資金援助などで地道にがんばってきたみたいだ。
先人たちが築いてきた良好な関係を引き継いでいきたいと思った。