書く前に読もう超明解文学史 – ワセダ大学小説教室
ワセダ大学小説教室シリーズの第3弾。
ようやく全部読んだ。
本書が完結編らしい。
小説を書く上で日本文学史から学ぶべきさまざまな知識のエッセンスが凝縮された本とのこと。
僕は日本文学をあまり読んでこなかったので、この本はためになった。
戦前、戦後派、第三の新人、内向の世代、戦後生まれ世代など、いろいろレジェンドな作家がいるのだな。
それぞれの作家の代表的な作品と作風、背景が手軽に分かったような気がする。
前著、前々著でも著者が述べていたが、小説を書く際の大事な考えは「切実さ」と「対立」ということみたい。
なるほどな。
僕は本好きだが、何かの本に書かれていたように、ただ読んでばかりではインプットばかりでつまらない気もする。
何かしら創造したいものだ。