三田 誠広 (著)
集英社 (出版社) / 集英社文庫
2000年4月23日 (発売日)
Kindle版 (フォーマット)
ワセダ大学小説講義録シリーズの第2弾。
本書は第1弾に続く上級編らしい。
深い作品を書くには理論が必要だと著者は言う。
サルトルの実存の話や、レヴィ=ストロースの構造主義の話、物語構造の話、ドストエフスキーの小説の話などが語られた。
僕が知っていることも多くて、昔読んだ本を思い出したりしたが、深くておいしい小説を書く際にためになることもいろいろ書かれていた。
勉強になるな~
また、南米出身の作家ガルシア=マルケスの「百年の孤独」という本が取り上げられていた。
僕は読んだことがないのだが、おもしろいらしい。
ラストに本シリーズの第3弾も読むか~
関連投稿
- 天気の好い日は小説を書こう - ワセダ大学小説教室 三田 誠広 (著) 集英社 (出版社) / 集英社文庫 2000年3月22日 (発売日) Kindle版 (フォーマット) 小説の書き方について教えてくれる本。 早稲田大学で行われた講義の一部を本にま…
- よもつひらさか 今邑 彩 (著) 集英社 (出版社) / 集英社文庫 2002年9月1日 (発売日) 文庫 (形式) 12篇のホラー短編が収められた本。 どの短編もラストで驚かされるところがあったりして、面白かった。…
- 恋するソマリア 高野 秀行 (著) 集英社 (出版社) / 集英社文庫 2018年6月26日 (発売日) Kindle版 (フォーマット) 著者はタイのバンコクを経由してとても危険なソマリアへ行った。ソマリ人は知られ…