笠原 嘉 (編さん), 山田 和夫 (編さん)
弘文堂 (出版社)
1981年1月 (発売日)
単行本 (形式)
大学生や大学院生の不安や葛藤、精神面の問題について書かれた本。
古い本だが、おもしろかった。
特に第1章「キャンパスの現在」が勉強になった。
今も昔も大学で学生が抱える悩みには共通のものがあるみたいだ。
僕の学生時代もこういうことを考えていたなぁとか思い出しながら読んでいった。
何か困った時は、保健センターとか学生相談室といった場を有効に利用して、相談してみればいいんだな~
僕は学生時代、一人で悩むことが多かったからよくなかっただろう。
フロイトやE・H・エリクソンは長期のモラトリアムを経て自己を確立したという。
僕も自分のことをがんばらねば…
そして、問題がある学生には、親子関係の病理というのもあるみたいだ。
男子学生では父拒否、母癒着、女子学生では母拒否のゆがみというものがあるらしい。
なるほどな~
問題のある家庭は多く、子どもたちは皆葛藤しているんだな。
関連投稿
- 思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践 波頭 亮 (著) 産能大出版部 (出版社) 2004年7月15日 (発売日) 単行本 (形式) 論理的思考について書かれた本。 以下まとめ。 思考 「分ける」ための三要件 ディメンジョンの統一 クライ…
- スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学 G.M. ワインバーグ (著) / 木村 泉 (翻訳) 共立出版 (出版社) 1991年10月 (発売日) 単行本 (形式) 技術リーダーの問題解決様式は主に次の3つ。 問題の理解 アイディアの流れを…
- 師匠シリーズ 4つの顔 ウニ (著) 双葉社 (出版社) 2014年5月28日 (発売日) 単行本 (形式) 師匠シリーズの原作の第2巻。 いつもAmazonで在庫がないけど、たまたま6冊くらい入荷してた時があって、運良く定…