トーマス・マン
新潮社 / 新潮文庫
2005年6月 (発売日)
文庫 (発行形態)
20世紀を代表するドイツ最大の教養小説。
いとこと一緒にサナトリウムに入った主人公と人との関わりが描かれる。
僕は魔の山と言うのは一度入ったら出るのが難しい療養所のことだろうと思っている。
僕は入院してのんびりしたいと言う願望がある。
しかし入院と言うのは体を悪くした人が行くものだ。
早く家に帰りたいと思う入院患者が多い。
入院と言うのは治療を前提とした医療行為の一環なのである。
それには痛み、苦痛が伴う。
入院で遊んではいられないのだ。
病院は医療関係者にとっては職場である。
職場に通勤するだけの看護師医者は楽でいい。
本書は好きな小説だ。
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