耳なし芳一
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの小説。
外国の人で島根県に住み、怪談を何作も書いた有名な小説家だ。
視覚障害者には江戸時代様々な位があった。
その中で最高位が検校というものだ。
八橋検校という人がいたらしい。
風が吹けば桶屋が儲かるという有名な言葉があるが、これは三段論法になっている。
風が吹けば盲人が増えて、三味線が必要となり、猫を捕るのでネズミが増えて、桶をかじって駄目にしてしまうという事だ。
三段論法をもう一つ考えてみた。
鉱山が見つかれば識字率が上がる。
鉱山が見つかれば労働者が働いて聾人が増えて、写経をする。
すると本が流通し、子供たちが字を読めるようになるという事だ。