5つの作品が収められている短編集。オカルトチックな物語が多かった。作者は超自然的な現象にも関心があるのかなと思った。著者の他の作品をあまり読んだことがないのでよくは分からないが。僕は超自然的現象をあまり信じないけれども、興味はある…
日常の色々
5つの作品が収められている短編集。オカルトチックな物語が多かった。作者は超自然的な現象にも関心があるのかなと思った。著者の他の作品をあまり読んだことがないのでよくは分からないが。僕は超自然的現象をあまり信じないけれども、興味はある…
著者の自伝的小説。1990年代の学生時代に三畳一間、家賃月1万2千円のワセダのアパート「野々村荘」で暮らした約11年間の物語だという。登場人物は、野々村荘の住人や探検部の部員たちなど変わった人ばかりだ。彼らのいろいろなエピソードが…
10編の話が収められた短編集。巻末の解説によると、これらは昭和32年から昭和39年の間に書かれたものらしい。長編作品の「砂の女」、「他人の顔」が発表された時期みたいだ。「使者」という短編は「人間そっくり」という作品の基になったよう…
久しぶりに日記を書きます。この写真を撮った人は16歳らしい若い人すごいわ… 世の中にはとてもすごい人がいると分かった3日前。リメンバー2017年11月28日。僕もがんばろう。最近僕がよく言う言葉、がんばる。ちゃんと行動するからなー…
有名な小説家である著者が、小説の書き方を述べる本。著者は大学の建築学科の先生らしい。二足のわらじを履いて仕事をしているわけで、すごいなぁ。本書では小説家として仕事をする中で経験から考えたこと、感じたこと、出版業界のこととか、心構え…
装丁が気になって読んだ作品。今思えば、この表紙の写真は万灯なのかな。著者は「氷菓」シリーズを書いた人だという。アニメを見た友人から、氷菓は気に入ると思うと勧められたのを覚えている。それで、本著についてなのだが、これはおもしろいと感…
「結婚」をテーマにした8つのミステリ短編集。けっこう読みやすい。僕的には「怯える」という作品がハッピーエンドでよかった。すべてが悲しい誤解だったのだよ。巻末には著者の自註解説が載っていた。それによると、「憑かれる」という短編はわず…
BS日テレで放送している番組の公式MOOK本。2016年に開催された展覧会のベスト11、全国にある50の美術・博物館の紹介などなどが載っていた。2016年は若冲生誕300年、日伊国交樹立150周年、etcの記念すべき年だったようだ…
雪に閉ざされた小地方都市で、疎外されたよそ者7人が”飢餓同盟”なる秘密結社を組織した。地熱発電の開発で力を持ち、絶対自由と一切の権力を否定するユートピアな世界をつくるというのだ。しかし彼らの計画は町長と土着のボスたち、既存の支配者…
奇想あふれる破天荒なる爆笑暴発の7つの短篇集とのこと。僕はこの著者の作品を初めて読んだのだが、独特な文章だと思った。変わった人もいるものだ。ちょっとブラックな内容が多かったが、「自分の群像」という短編が僕はおもしろかったかな。ボン…
著者の最後の長編。ある日突然、かいわれ大根が脚のすねに生えた男。訪れた病院で硫黄温泉行きを告げる医者に見送られ、主人公は自走するベッドとともに不思議な冥府巡りの旅に出発する… 本書には医学的な内容がいろいろ出てくるので、著者はさすが…
富士登山の情報が書かれたムック本。AmazonでKindle雑誌セールが行われていたので購入した。4つの登頂ルートや装備の選び方、高山病、山小屋、費用についてなどなどの情報が載っていた。雲海とかのきれいな写真も見ることができてよか…
1995年に、ミャンマー北部、反政府ゲリラの支配区・ワ州で7ヶ月暮らしたという著者のルポルタージュ。そこはゴールデン・トライアングルと呼ばれるアヘンの麻薬地帯だという。著者は小さな村に暮らし、ケシ栽培に従事する。この著者の本にはど…