ピビログ

日常の色々

羊をめぐる冒険

青春三部作というものの完結編らしい。北海道へ羊を探しに行くという内容だった。文庫版のカスタマーレビューを読んでいたら作者が実際に北海道に滞在した経験があったと書いている方がいて、確かに描かれているものが現実的な気がした。描写や比喩…

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映像研には手を出すな! (1)

アニメは「設定が命」が信条の浅草氏、アニメーター志望の水崎氏、お金儲けが大好きな金森氏、3人の高校生が映像研を創部、彼女たちがアニメ制作に情熱を燃やすストーリーだ。生き生きしたキャラクター、細密な背景、詳しい設定と世界観などに僕は…

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罪の声

グリコ・森永事件をモデルにしたフィクションだという。古いテープから脅迫事件に使われた幼少期の自分の声を見つけ衝撃を受ける曽根氏と、事件を調べる新聞記者阿久津氏の物語がやがて交錯する。事件の発生日時、場所、脅迫・挑戦状の内容、事件報…

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奇跡の脳

脳卒中になった脳解剖学者(神経解剖学者)の回復について述べられた本。作者は脳の左半球でのひどい出血のため左脳の言語中枢、時間感覚を失ってしまう。脳卒中で左脳の認知機能が徐々に衰えていく様の体験記は驚きだ、本人にしか書けないだろうな…

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文学部唯野教授

大学教授唯野先生のけったいな日々の生活と文学理論の講義から成る小説。1990年のベストセラーか。文学批評について知りたくて手に取ったが分かりやすかった。次の文芸批評論が書かれている。印象批評新批評ロシア・フォルマリズム現象学解釈学…

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影裏

僕は単行本版を読んだ。サクッと読める。岩手が舞台か。「あの日」以降、主人公の同僚で飲み仲間、釣り仲間であった友人の日浅氏が行方不明となる。大きなものの崩壊に感慨を持つ気質だという日浅氏の、父親から話されるもう一つの顔とは。息子を悪…

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疾風ガール

主人公は女性ロックバンドギタリスト。10代最後の夏、敬愛するボーカルの男性が死を遂げる。偽名で身元不明の変死体?、居ても立っても居られない彼女は彼の真実を求めて走り出す。徐々に明らかになる事実。ガーリーでミュージックな青春小説。...

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