C'est pas le fait de le faire.

Kobo Abe (Rédigé par) Shinchosha (Maison d’édition) / 新潮文庫 1995年1月30日 (Date de sortie) Édition de poche (Format) 著者の最後の長編ある日突然かいわれ大根が脚のすねに生えた男訪れた病院で硫黄温泉行きを告げる医者に見送られ主人公は自走するベッドとともに不思議な冥府巡りの旅に出発する… 本書には医学的な内容がいろいろ出てくるので著者はさすがに医学部出身だなと思いながら僕は読んだ巻末の解説によるとこの小説のテーマは死だという著者は何年も前から死と戦っていたみたい前衛小説?なのかなと思ったが本作は私小説とのこと死が身近に迫った著者の幻想的な私小説だったのだろうかそこでアマゾンのカスタマーレビューを読むと死を笑い飛ばし矮小化する意図があったと書いている方がいた。 Je vois、そういうことだったのか~ また最後の一文が切ない名文だと書いている方もいたたしかに最後の7章「人さらい」のラストと登場する歌は印象的だ… 死というものはなんとも切ないアマゾンレビュアーには賢い人たちがいるものだなぁ解説には次のようにも書かれていた現代日本の小説家の中で一番自分の体験や自分の感情を隠したのは安部さんであった(中略) 多くの作家が自分の感情を誇張した形で小説に盛り込むことに反してはにかみ屋だった安部さんは自分の深い感情の周囲に数多くの壁を建て壁の中に隠されている自分を発見できる読者を待っていた(『カンガルー・ノート』再読 ドナルド・キーン (Rédigé par) p.217) ふむふむ~ こういう姿勢はかっこいいな。 … Continue readingC'est pas le fait de le faire.

Livre de Mont Fuji 2017

佐々木 亨 (Rédigé par) / Yamato Keiyasha (réviser) Yamato Keiyasha (Maison d’édition) 2017年5月15日 (Date de sortie) Kindle Edition (Format) 富士登山の情報が書かれたムック本AmazonでKindle雑誌セールが行われていたので購入した。 4つの登頂ルートや装備の選び方高山病山小屋費用についてなどなどの情報が載っていた雲海とかのきれいな写真も見ることができてよかった巻頭ルポによると山頂で売られているカップラーメンは700円もするのかぁ僕も一度富士山に登ってみたいものだ高山病が不安ではあるがゆっくり登ってゆったり息をすることを心がければ大丈夫なのかな

[Version couleur] Infiltration Opium Kingdom

Hideyuki Takano (Rédigé par) Shueisha (Maison d’édition) / 集英社文庫 2007年3月25日 (Date de sortie) Kindle Edition (Format) 1995年にミャンマー北部反政府ゲリラの支配区・ワ州で7ヶ月暮らしたという著者のルポルタージュそこはゴールデン・トライアングルと呼ばれるアヘンの麻薬地帯だという著者は小さな村に暮らしケシ栽培に従事するこの著者の本にはどこかコミカルな印象を持っていた僕だが本書は真面目な内容だった(まぁ後半部分で著者がアヘン中毒になりかけていたりしたが…) 「招き猫」敬礼をする村人たちとの別れの場面にはウルっとくるものがあった文庫版あとがきで著者はこの本が自分の「背骨」と呼ぶべき仕事であると言う。 Aussi、あとがきでは調査・取材執筆は7年に及んだと書かれていたすごいものだ著者がお世話になった方で鬼籍に入られた方たちもいるという高野氏自身もマラリアに罹ったり命の危険を感じる場面に何度も遭遇するあらためて本書の重みを感じられる本書を読んでアジアに住んではいるが僕はアジアのことを全然知らないなと思った各国には様々な歴史的背景があり現在も複雑な事情を抱えているのだなぁ

Famille de Yanagi au Myanmar

Hideyuki Takano (Rédigé par) Shueisha (Maison d’édition) / 集英社文庫 2006年3月17日 (Date de sortie) Édition de poche (Format) ノンフィクション作家の著者の本彼の本を読むのはこれで3作目だ今作では探検部の先輩とミャンマーに取材旅行に出かけることになる高野氏はミャンマーを舞台にした本を他にも2冊書いておりこの国に詳しいらしい世界的なすごい人なんだなぁあとで読んでみようっと本書ではミャンマーを徳川幕府にたとえ柳生一族を登場させたりと着眼点が独特だなと思った明るい感じで話が進むので読みやすい登場人物も魅力的だしかし2004年10月政変が起こったことでいろいろな事情が変わってしまったらしい今回登場した彼らが無事だといいのだが… ミャンマーといえば軍事政権が終わって民主化したが今はロヒンギャのことが問題になっているのだっけか僕は海外のことにさほど詳しくないからな世界に目を向けていきたいな

Monstre omocha combats record-route vers l’Inde

Hideyuki Takano (Rédigé par) Shueisha (Maison d’édition) / 集英社文庫 2007年9月20日 (Date de sortie) Édition de poche (Format) ノンフィクション作家である著者の本僕がこの作者の本を読むのは2冊目だ今回はインドの謎のUMA「ウモッカ」の情報を入手し綿密な準備の下現地へ調査に向かったのだが…という話そういう結末だったのかw 探検好きの著者のような人にはつらい結果になってしまったのだろう本書は前回読んだ本にも一部書かれていた内容だったこちらの「怪魚ウモッカ格闘記」を先に読んだほうが良かったのかもなぁ僕は著者もさることながら相棒のキタさんも有能だなと思いながら読んだUMA好きな登場人物の人たちもユニークだおもしろい人たちが世の中にはいるものだな

Dissolvant

堀江 貴文 (Rédigé par) Shueisha (Maison d’édition) / 集英社文庫 2010年10月20日 (Date de sortie) Édition de poche (Format) ライブドア事件について書かれた本。 Quant à moi、著者にはあまりよくないイメージを持っていたが本書を読むとそうでもないのかなと思えた検察やマスコミというのはこわいものなんだなぁ出る杭は打たれるということなのだろうか本書に書かれているように司法の世界とは関わらないほうがいいのかもな正直者は馬鹿を見ると著者は言う世の中いい人ばかりじゃないから気をつけないとな人間不信になりそうだw

Le Marathon de bizarre

Hideyuki Takano (Rédigé par) Shueisha (Maison d’édition) / 集英社文庫 2014年4月18日 (Date de sortie) Édition de poche (Format) ノンフィクション作家である著者の作品集僕はこの著者の本を初めて読んだのだがおもしろかった他の本も読んでみようかな大学の探検部に所属していた人で海外に詳しいみたいだサハラ砂漠でマラソンをしたりインドで謎のペルシア商人に出会ったりと普通の人が体験しないようなことをしているすごいものだ後ろのほうに収録されているアジア・アフリカ奇譚集ではホラーっぽい体験談も書かれていたやっぱり人間はいろいろな経験をしないといけないなこれだけ変わった体験をすればそれだけで本になるのか僕も海外に行きたい願望はあるのだがなにぶんチキンなのでねぇ… まずは国内旅行からがんばってみるか

Écraser le rival Jeff Bezos emploi de l’entreprise, l’industrie, des organisations et des personnes、Quelqu'un peut-il technologie mal

桑原 晃弥 (Rédigé par) 経済界 (Maison d’édition) / 経済界新書 2015年2月25日 (Date de sortie) Nouveau livre (Format) アマゾンを作ったジェフ・ベゾスとアマゾンという企業の考え方について書かれた本いろいろためになることが書いてあったアマゾンは顧客中心ということみたいだな利用者から見れば素晴らしい。 Toutefois,、アマゾンで働きたいかと言われるとそれは微妙だなw ビジネスの世界は大変だあとは長期的な視野を持ち失敗を覚悟することも大事なのか

Pour dépanneur

村田 沙耶香 (Rédigé par) Bungeishunju (Maison d’édition) / 文春e-book 2016年7月27日 (Date de sortie) Kindle Edition (Format) 芥川賞を受賞したという話題の小説遅くなったが今頃読んでみた僕もコンビニでバイトしていたことがあるからなぁそんなに長くないのでサクッと読めるそうしたら主人公がサイコパスなこういう物語だったのかという発見があったw 本書は現代の実存を問い正常と異常の境目がゆらぐリアリズム小説だという通常の論理的な一貫性人間性が失われているカミュの異邦人に登場するムルソーのような主人公を描くことで実存主義を示したということなのだろうか個性と普通相反する2つのことが日本社会では求められるからなコンビニフリーター結婚という現代社会の要素話題も取り入れられているこういう作品が大きな賞をもらったのかなるほど…

Photos de famille

荻原 浩 (Rédigé par)Kodansha Ltd., Tokyo (Maison d’édition) / 講談社文庫2015年4月15日 (Date de sortie)Édition de poche (Format) 家族をテーマにした7つの短編が収められた本コミカルだったりちょっとしんみりしたりする話が載っていた僕が印象的だったのは「結婚しようよ」と「家族写真」かなこの著者の作品は「噂」という本を昔読んだことがあったな~海外旅行に行く時飛行機の中で読もうと思って持って行ったんだ確かなつかしい不思議な縁を感じる

Route de la soie du Sud-Ouest va dans la jungle

  Hideyuki Takano (Rédigé par)Shueisha (Maison d’édition) / 講談社文庫2009年11月13日 (Date de sortie)Kindle Edition (Format) 中国四川省の成都を出発しミャンマー北部を通ってインドへ至るという西南シルクロード第二次世界大戦後誰も陸路で完全にたどった人間がいないというルートに高野氏が挑むという本。3ヶ月?に及んだ旅の様子がいきいきと描かれている今回もぶっ飛んだ内容だった反政府少数民族ゲリラの助けを借りてジャングルを徒歩で歩き回り(ゾウに乗ったりもしていたが)身分を隠して国境を越えたりいろいろなトラブルに巻き込まれたりととても危険な旅だっただろう…よく無事に日本に帰って来られたなぁ彼はこの一件でインドを強制送還されブラックリストに載ってしまいインドに入国できなくなったらしいこの前読んだ別の作品である怪魚ウモッカ格闘記―インドへの道に話がつながっていくわけかもう危ないことはほどほどにしてもらいたいものだな

Gens pensent maintenant arrêter de sociétés ?、Je n’essaie pas de partager des connaissances peut être consommé seul dernière mise à jour

山口 揚平 (Rédigé par) Kadokawa / アスキー・メディアワークス (Maison d’édition) / メディアワークス文庫 2017年4月25日 (Date de sortie) Kindle Edition (Format) 会社を辞めて独立しようという人に著者が自分の知識を教えてくれるという本著者は30歳で会社を辞め起業したらしい何気なく読んだがためになることが多く書かれていた経験上なんとなくそういうものかなと思っていたノウハウや考えを著者が言語化してくれているのでやっぱりそういうものかと確認することができたかな僕の知らないこともいろいろ書かれていたし「好き」を追求すべき「貢献」につながることをやるべき貢献が信用を生む使命と才能システムとクレジットの話プロフィットモデルの話起業までの3つのステップこれから先の将来の世界などなどとても勉強になった僕もがんばるか~

Les conseils de Moriyama Daido Street snaps

森山 大道 (Rédigé par), 仲本 剛 (Rédigé par) Kobunsha Kobunsha (Maison d’édition) / 光文社新書 2010年8月20日 (Date de sortie) Kindle Edition (Format) 日本を代表するカメラマンであるという森山氏の写真に対する考え方が書かれたような本森山氏は路上スナップ撮影に一貫して重点を置いてきたというスナップとは被写体の自然な表情動作を瞬間的に写す撮影手法みたい本書のために街や道路で撮影した氏の実際のスナップも載っていたコンセプトやテーマにとらわれず自分がその時気になったものを全て写真に撮るということがスナップでは大事らしい