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他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学

他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学

クリストフ・アンドレ (Rédigé par), パトリック・レジュロン (Rédigé par) / 高野 優 (Translation), 野田 嘉秀 (Translation), 田中 裕子 (Translation)
紀伊國屋書店 (Maison d’édition)
2007年3月 (Date de sortie)
Couverture rigide (Format)

  • あがり症
  • 内気
  • 社会不安障害(社会恐怖)
  • 回避性人格障害

という4つの社会不安のタイプについて書かれた本
社会不安になる状況や社会不安になる要因その対策についても書かれている
読んでいくと自分にも当てはまることが多々あった
というかほとんど全ての状況が当てはまった

僕はグループ面接など大勢と双方向的なディスカッションとかするのは苦手だし他人と雑談するのも苦手だ
他人に要求したり自己主張することも苦手で他人に見られてると食事をするときに手が震える
どうして不安を感じるのかというと思い込みがあるらしい
僕でいうと自分の性格や能力に対してのネガティブな傾向(低い自己評価)と他人の反応をネガティブにとらえるという思い込みがあるみたい

社会不安のタイプでいうとあがり症内気回避性人格障害というのが自分に当てはまるかもと思った
社会不安障害(社会恐怖)は当てはまらないのではないかな
僕は社会恐怖ほどひどくはないと思う
原因としてはいろいろあり家庭環境も大きいらしい
これは僕にも当てはまるなと思った
うちの母親の教育方針に原因があるだろう

さてそこでどうやってこれを治すかだが筆者は

  1. 向精神薬による薬物療法
  2. 認知行動療法

の2つをあげている
認知行動療法は自分一人でも実践できるらしい
大事なのは

  1. 逃げ出さない
  2. 上手なコミュニケーションのしかたを学ぶ
  3. ものの見方や考え方を変える

という3つだそうだ
1つめでは曝露療法というものを行う
2つめでは自己主張的行動をとるようにする
そして大事なのが3つめ
スキーマを明らかにしそれを修正するというものだ
スキーマとは心の奥にひそむその人の絶対的信念でありものの見方や考え方を方向づけているもの
これを見つけて修正していかないといけない

ためになる本だった
僕も認知行動療法を実践できるようにしてみたい

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