Hideyuki Takano (Rédigé par)
Shueisha (Maison d’édition) / Shueisha Bunko
2003年10月22日 (Date de sortie)
Kindle Edition (Format)
著者の自伝的小説。
1990年代の学生時代に三畳一間、家賃月1万2千円のワセダのアパート「野々村荘」で暮らした約11年間の物語だという。
登場人物は、野々村荘の住人や探検部の部員たちなど変わった人ばかりだ。
彼らのいろいろなエピソードが語られていて、おもしろかった。
後半、ケンゾウさんとかケガワ君の話に少し悲哀を感じたが、みな無事に野々村荘から旅立つことができてハッピーエンドかな。
それにしても三畳間の、狭くてプライバシーがないような場所で生活できるのはすごい。
学生の頃の僕は濃密な人間関係が苦手だったので、こういう青春は送れなかったろうな。
まぁ今になっては、にぎやかで楽しそうであるとも思った。
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