加藤 道夫 (supervision)
洋泉社 (Maison d’édition) / 新書y
2016年9月3日 (Date de sortie)
Nouveau livre (Format)
2016年に上野の国立西洋美術館が世界文化遺産に登録された。
国立西洋美術館を建築したのが、ル・コルビュジエというフランス人建築家であるらしい。
彼が建築した世界7ヵ国の17資産が世界文化遺産となったそうだ。
本書ではそれらが写真付きで紹介され、20世紀の建築に大きな影響を与えたという彼の思想なども紹介されている。
サヴォア邸、ポルト・モリトーの集合住宅、マルセイユのユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレット修道院、フィルミニの文化の家などを実際に見てみたいものだ。
特にロンシャンの礼拝堂の内部は色ガラスから光が差し込んで、とてもきれいだなぁと思った。
外観も曲線的で柔らかく、印象的だ。
Aussi、ル・コルビュジエには3人の日本人の直弟子もいたという。
上野にある東京文化会館を作ったのが、その中の1人の前川國男という人だったのか。
他にもル・コルビュジエに影響を受けた日本人の建築家がいらっしゃるとのこと。
日本にも僕の知らない素晴らしい建築物がいろいろあるんだな。
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