La porte en été

La porte en été

ロバート・A・ハインライン (Rédigé par) / 福島 正実 (Translation)
Hayakawa Shobo (Maison d’édition) / ハヤカワ文庫SF
2010年1月25日 (Date de sortie)
Kindle Edition (Format)

海外の作家のSF作品
主人公のダニエル・ブーン・デイヴィス(ダン)は機械工学の学位を持った技術者で親友のマイルズと恋人のベルといっしょに会社を運営していた
Mais、友人と婚約までした彼女の2人に裏切られて会社を乗っ取られてしまう
絶望した主人公は、30年間の冷凍睡眠(コールドスリープ)をして2000年に目覚めることにするかと考える
そこからストーリーが動き出していく・・・

SFだが僕の印象ではけっこう読みやすかった
最後もハッピーエンドだし良かったな
いろいろと印象に残ったこともあった
主人公が技術者として語る場面がその1つだ
技術者は数理物理学者である必要はなく実際面に応用できる程度に表面をかすめておけば用は足りるとか
あとは工業技術というものはなによりも現在に即した技術であり一人の技術者の才能よりはその時代の技術水準一般に負うことが多いとか
そういうものかもしれないな

他に面白かったのは主人公がトウィッチェル博士(トウィッチ博士)を挑発する場面だ

「あんたの論文はあれは発禁になったのでもなんでもない役に立たん屑論文をつっこむファイルに綴じこまれたんですよ
et、国防省の連中が時々引っ張り出しちゃおもしろがってまわし読みしてるんだ」
(9章、Le nombre de pages est inconnu pour e-book)

この後も主人公がトウィッチ博士をバカにする
これには笑ったw
ちゃんと「埋もれた天才」という本を出版してあげないといけないな

Aussi、ジョン・サットンからの手紙には感動した
ジョンみたいないい人に巡り合えて主人公は運が良かった

Enfin、猫のピートを長期の冷凍睡眠に送らなければならないと言っているのはピートが死んでしまうということかな?
それとも将来寿命をのばす治療ができるまで眠らせておくということだろうか
ピートが夏への扉を発見できるといいと僕は思った

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