ジェームス・M・バーダマン (Rédigé par)
Kadokawa / 中経出版 (Maison d’édition) / 中経の文庫
2015年2月20日 (Date de sortie)
Kindle Edition (Format)
ネイティブの著者が日本人の間違いやすい英語表現を教えてくれる本。
著者は日本の大学で教授をしているらしく、大学生に英語を教えてきた経験から本書を執筆したみたい。
本書の内容は以下のものだ。
- 第1章 自分について説明する表現
- 第2章 学校で使う表現
- 第3章 家庭で使う表現
- 第4章 ビジネスで使う表現
- 第5章 友達に使う表現
- 第6章 趣味・旅について使う表現
- 第7章 パーティーで使う表現
- 第8章 街で使う表現
8章にわたり、全部で100のトピックが取りあげられている。
そんなに文量はないので、サラサラ読めていい。
J’ai beaucoup appris.。
Mais、僕は少し気になった部分があった。
それでもこんな言い方をされて私は一瞬、「なんだと!」という気持ちになりました。
(第4章 第39問)
学生の英語に気分を害した著者の気持ちが書かれている。
他にも「〜することは絶対にありません。」、「まったく意味が通じません。」、「その考えを改めてください。」とか。
特に第4章で日本人に対して厳しい言葉が見られた。
こんな風に言われると、間違いを恐れて英語でコミュニケーションをとれなくなってしまう。
読者のやる気も低下するというものだ。
もしかしたら、これは大学教授という職業柄の態度かもしれない。
日本人の大学教授でも、学生に対してこういう態度をとる人がいる。
彼らからしたら学生はまだ子供でものを知らないとか、毎年同じような間違いをする学生に講義をしてうんざりだとでも感じているのかもしれない。
でも本書の読者は大学生に限らない。
幅広い層の読者に配慮して、もうちょっと優しく教えるとよりいいだろうと僕は思った。
少し揚げ足とりみたいな感想かなw
まぁ勉強になったから、読んでよかったけど。
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