高村 薫
Shinchosha / Shincho Bunko
1994年1月28日 (Date de sortie)
Édition de poche (Forme de délivrance)
銀行本店の地下深く眠る6トンの金塊を奪取せよ!
変電所が炎に包まれ、制御室は爆破され、世紀の奪取作戦の火蓋が切って落とされたという話。
著者のデビュー作のようだ。
犯罪はよくないな。
ダイナマイトを使ったんだな。
“ダイナマイト箱” par Hinayoshi est titulaire d’une licence en vertu de l' CC BY-SA 4.0 

.
オーシャンズ11という映画を思い出した。
オーシャンズ12もあった。
オーシャンズ13もある。
本作では14時から作戦は決行された。
虚空へジャンプした足が、再び建物の外壁に当たった。Encore une fois、その足を蹴った。
(p.347)
解説によると巨視的に見た歴史が、秩序と反秩序の振幅の上に構築されているという。
Guerre et Paixという本を思い出す。
幸田は秩序と反秩序、無秩序のはざまから生まれてきたとの事。
Le standという本も思い出した。
ザ・スタンドではスーパーフルーによって秩序がなくなっていく様が描かれる。
コロナの現在にも通じるものがあるかもしれない。
マザーアビゲイル率いる善の集団と闇の男率いる悪の集団がいる。
悪の集団が怖いのだが、後半闇の男も絶対的な物ではないと分かってくる。
ジョン・ル・カレEtP・D・ジェイムスの本も読んでみたくなった。
Articles connexes
- 沖縄屋久島お値打ち旅 森川 弘子 KADOKAWA / コミックエッセイ 2017年3月21日 (Date de sortie) Livre électronique (Forme de délivrance) 沖縄と屋久島を家族旅行した著者のコミックエッセイ。 "屋久島 (Yakushima) 12" by stormsewer is licensed under CC BY-SA 2.0 . リーズナブルに楽しんできたらしい。 美ら海水族館に行ってみたいものだ。 無料でも一部観光できるそう。 沖縄というとシーサーがある。 粘土をこねて作る場面を見たことがある。 オリオンビールを飲みたくなった。 日本最南端の島波照間島に行った知り合いがいる。 最西端は与那国島だ。 最東端はどこだろう。 太平洋は泰平世だ。 沖縄は物価が安いかしら。 最近は物価高の生活である。 労働組合は賃上げを要求していた。 そろそろメーデーである。 出目金を思い出した。 金魚を僕は飼っていたが亡くなってしまった。 名前は金魚太郎だ。 金魚太郎は夜になると眠る。 ひっそりと存在していた。 餌を求めて旅に出たのかもしれない。 知らない人が多いかもしれないが、意外と沖縄は日照時間が短い。 嵐が吹くからかしら。 雨も降るからかな。 バスケットボールでは琉球ゴールデンキングスが強い。 僕の地元のチームは勝利した事がないのではないか。 沖縄は遠征するのが大変だろう。
- 砕け散るところを見せてあげる 竹宮 ゆゆこ 新潮社 / 新潮文庫 2016年5月28日 (Date de sortie) Édition de poche (Forme de délivrance) 大学受験を間近に控えた主人公は、Un jour、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。 小説の新たな煌めきを示す、記念碑的傑作とのこと。 読みやすい本だった。 ボーイミーツガールだな。 ヒロインはおはぎが好きなのだ。 萩の月というお菓子がある。 仙台銘菓だ。 美味しいのでオススメだ。 杜の都仙台。 たしかに緑が多いと思う。 仙台メディアテークもオススメである。 "smt32.jpg" by scarletgreen is licensed under CC BY 2.0 . おはぎというと、私は学生時代の弁当にラスクをよく食べていた。 Aussi、弁当に欠かせないのは冷凍食品だ。 弁当を丸ごと冷凍食品で賄う人もいる。 僕はそれでもよいと思うけれども。 豆腐のふんわり揚げという冷凍食品が好きだ。 一方で刺身弁当を食べる人もいるだろうか。 刺身は温度に気をつけなければならない。 足が速いのだ。 弁当を食べてトイレに走るなんてことになってはいけない。 冷蔵弁当としてクーラーボックスが必要であろう。 カーボン削減のためドライアイスが使用できなくなる日は来るだろうか。 合格者名簿に……あったー!はいドーン! (p.11) 青春小説である。 瑞々しくて面白かったな。 本書はオススメだ。 そういうラストだったんだ。 僕は学生時代、学食も利用していた。 ある日天ぷらそばを食べようとした。 出来上がったそばを取りに行ったら、途中でハエがそばの中に飛び込んだ。 学食の係に言ったら作り直して交換してくれたけれど、驚いたな。 飛んで蕎麦に入る夏の虫。 冷やし蕎麦始めました。 俺とお蕎麦と大五郎。 春となると山菜そばが食べたくなる。 わらびになめこ、しいたけ。
- 日本の思想 丸山真男 岩波書店 / 岩波新書 2015年12月3日 (Date de sortie) Livre électronique (Forme de délivrance) 現代日本の思想が当面する問題は何か。 その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。 日本人の内面生活における思想の入りこみかた、それらの相互作用を構造的な視覚から追究していくことによって、日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察。 日本の思想は貧弱との事だが、マルクス主義という嵐が吹き荒れて文学の中では大きな努力があったようだ。 戦後復興という事かしら。 昔の事を知ることができてためになった。 ベストセラーだ。 ここには二十世紀の現実の真只中で「十八世紀的」啓蒙精神を持してたじろがぬ一人の思想家が立っている。 (p.122) H・G・ウェルズである。 "Time Machine Clockwork" by Pierre J. is licensed under CC BY-NC-SA 2.0 . ルネサンスの事かしら。 百科事典を作ったらしい。 僕はエンカルタというソフトウェアを覚えている。 最近のキーワードはカーボンニュートラルだ。 カーボン文学というのもあるだろう。 ラケットなんかにもカーボンが使われている。 飛行機の素材もCFRPである。 フラーレンはすごい物質らしい。 石川達三の事も書いてあった。 確か文学者だったっけ。 本を読んでみたくなった。 秋田県立中央図書館に記念室がある。 社会小説を書いていたらしい。 あとがきによると著者は本作をきっかけに活発な議論が起こる事を期待しているのだっけか。 J’y ai pensé aussi。 子育て保証の充実というのも最近のキーワードだ。 少子高齢化対策は喫緊の課題だ。 物価の値上がりとコロナに苦しむ中、課題を達成する事は出来るのかしら。 うまい棒は1本14円になった。 駄菓子の値上げで子供も手をかけて育てなければいけない。 ガリガリ君の当たりも確率が下がったのではないか。 モロッコヨーグルの味も変わったかしら。