『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する

亀山 郁夫 (Escrito por)Kobunsha (Casa editorial de) / 光文社新書2007年9月20日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) 原作を読んでいないのだけども本書を読んでみた完成度の高い小説らしい第4部とくに第10編「少年たち」に現れるいくつかの謎にみちたディテールの存在が続編につながる何かなのではないかと著者はいうエピローグも修正されているよう同じモチーフがくりかえしあらわれることを筆者によるとパラレリズムという多声性(ポリフォニー)は文学では作者の主観から独立して登場人物たちがみずから自由に声を放つものドラマトゥルギーは演劇の本質や方法に関する理論の総称の意味アリョーシャ=皇帝暗殺者説は当てはまらないと作者は考えているみたい。11節で第二の小説続編のプロットが空想されているコーリャが皇帝暗殺未遂者となる世界文学の最高峰でミステリー仕立てソープオペラ法定ドラマとして面白いようです

進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

千葉 聡 (Escrito por)Kodansha (Casa editorial de) / ブルーバックス2020年2月13日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) ダーウィンフィンチはダーウィンの進化の研究で重大ではなかった進化に関わるプロセスでそのうち特に重要なものが突然変異自然選択(自然淘汰)遺伝的浮動である異なるニッチに適応した多数の種が進化すると交流も阻害され適応放散と呼ばれる多様化が起きる小笠原には飛行場がないから飛行機は就航していないのだ小笠原の向島東崎という所は危険みたい著者は小笠原のカタツムリの研究で有名との事ヒラノ君とタカが印象に残った

Introducción al Derecho Penal

山口 厚(著) 岩波出版 (Casa editorial de) / 岩波新書2008年6月20日 (Fecha de lanzamiento)Nuevo libro (Formato) Lo leí con interés.。¿Qué es lo que existe actualmente?、entender que el crimen daña nuestros intereses insustituibles.。Así、Los intereses protegidos por la ley se denominan intereses jurídicos.。En otras palabras, el propósito del derecho penal es proteger los intereses de la ley.。日本は罪刑法定主義で2つの原則がある罰則は法律で定めなければならない法律主義と罰則は施行後の行為にだけ適用され施行前の行為に遡って適用することはできない遡及処罰の禁止という原則である犯罪の中には法益が実際に侵害されるのを待たずにそれ以前の段階で成立するものがあり法益が侵害される可能性・危険性が生じた段階であるため危険犯と呼ばれている

元素周期表で世界はすべて読み解ける

吉田 たかよし (Escrito por)Kobunsha (Casa editorial de) / 光文社新書2012年10月20日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) 積み本?を最近読んでいる化学量子化学宇宙科学医学などの内容だった量子論では不確定性原理があり原子の世界では同時に位置と時間を正確に表すことができず確率で表されるだけというシュレディンガー方程式を解くのかこういう話はごく一部で分かりやすくて面白かった火の玉はリンの自然現象の発火という考えが一般的なのかしらあとナトリウムの食べ過ぎには注意だなベテルギウスという星の超新星爆発についても書かれていたがそういえば最近ニュースになっていたもし実際に起こったら昼でもはっきり明るく見えるらしい

「私」のための現代思想

高田 明典 (Escrito por)Kobunsha (Casa editorial de) / 光文社新書2006年5月20日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) 暇なのでなんとなく本書を読んだフーコーハイデガーウィトゲンシュタインリオタールなどの思想を軸に「私」の「生と死」の問題を徹底的に考えた本だという僕には馴染みがない思想家が多かった全部読むと納得できた著者は非常に論理的に考えを述べていると思った僕は年齢的にも生活していく上でもう分かっているというか経験や他の本で読んだ内容が多かったが哲学思想から論理的に考えても同じような考えに至るのだなこの本は勉強になって有意義なのだがとにかく論理的なので少し難しいかもと思った僕が知らない事も載っていた死んでも「〈他者〉によって引き受けられることのない生」としての《私》と「超越確実性言明」の束としての〈私〉は残るらしい。 El resto、人生は一回性のものだという事も覚えておこうっと巻末部でのサイバースペースの話は僕の考えと違う部分もあった

現代思想のパフォーマンス

難波江 和英 (Escrito por), 内田 樹 (Escrito por)Kobunsha (Casa editorial de) / 光文社新書2004年11月20日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) 前書きによると本書は現代思想をただ概説するのではなく現代思想をツールとして使いこなす技法を実演(パフォーマンス)するものだというというのもイギリスやアメリカでは思想を人間の共有財産と見なし思想を実践する姿勢があるらしいこの本で取り上げられている思想家はフェルディナン・ド・ソシュールロラン・バルトミッシェル・フーコークロード・レヴィ=ストロースジャック・ラカンエドワード・サイードだ大学3〜4年生が対象らしいがソシュールとレヴィ=ストロース以外の人を知らなかったので勉強になった気がする内容は分かりやすく面白かった。 Pero、僕的には文量があって読むのが大変だった超絶的難解さを持つというジャック・ラカン理論を本書の著者のおかげで少し読むことが出来、Interesante。 本章で挙げられたカミュの異邦人の読み方はきれいに整理されていてなるほどと思ったおそらくカミュ自身も自分が発信しているメッセージに気がついていなかったらしいエドワード・サイードの章のテクスチュアルな姿勢というものも僕は腑に落ちたせっかく学んだことだから自分でも実践してみようと思うのだが適切な作品が思いつかないな

時刻表ひとり旅

宮脇 俊三 (Escrito por)Kodansha (Casa editorial de) / 講談社現代新書1981年6月20日 (Fecha de lanzamiento)Versión Kindle (Formato) マニアックな鉄道時刻表についての本素人の僕がサラサラと読んだが列車ダイヤと時刻表についての話国鉄の路線を擬人化しての集会の話などなど知らないことが載っていて興味深かった白紙ダイヤ改正というのは大変なことなのだな作成者の人たちは大変だ奥が深いなぁ昼間の列車に寝台車を走らせるというアイディアはおもしろいと思った

アメリカ感情旅行

安岡 章太郎 (Escrito por) Iwanami Shoten (Casa editorial de) / 岩波新書 1962年2月28日 (Fecha de lanzamiento) Nuevo libro (Formato) 1960-1961年の半年間留学生としてアメリカテネシー州のナッシュヴィルで過ごした作家の手記本書では日々の生活の様子が読みやすく描かれているアメリカは広大で気候も厳しいみたいナッシュヴィルはアメリカ南部と北部の境に位置する街とのこと著者は人々とのかかわりの中で南部と北部の対立人種偏見差別などの問題を実際に感じいろいろ考えたようだだが暗い感じの語り口ではなく英語がまだまだ得意でない著者が親切な住人たちに翻弄されるという図式が多かったかな僕も最近さぼっている語学の勉強をしないと

La resurrección del mundo se desmoronan desde el Irán Medio Oriente、La transformación de la Arabia Saudita

高橋 和夫 (Escrito por) NHK Publishing (Casa editorial de) / NHK出版新書 2016年6月11日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) Amazonのカスタマーレビューでかなり高評価な本書を読んだ中東地域について現在の情勢を含めた様々なことが分かりやすく書かれており、Aprendí mucho.。 今までの歴史各国の思惑感情がいろいろあるみたいだ著者は博識だな近年は圧倒的な覇権国が存在しない新たな列強の時代だという列強の外交政策というのだろうか中東を舞台にした長年の複雑なパワーゲームは読んでいてびっくり島国暮らしの僕などはずいぶんのんびりした考えをしていると実感した僕が知らないだけで日本外交もインフラ整備資金援助などで地道にがんばってきたみたいだ先人たちが築いてきた良好な関係を引き継いでいきたいと思った

Carrera como novelista

森 博嗣 (Escrito por) Shueisha (Casa editorial de) / 集英社新書 2010年6月22日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 有名な小説家である著者が小説の書き方を述べる本著者は大学の建築学科の先生らしい二足のわらじを履いて仕事をしているわけですごいなぁ本書では小説家として仕事をする中で経験から考えたこと感じたこと出版業界のこととか心構え創作についてなど様々書かれていた自分の頭で物を考えるタイプの人らしく独特な考えだなと思うこともあったが読んで勉強になった人間の行為は自分の価値観と周囲の欲求のせめぎあいに常にさらされ、1つ1つの判断によって道筋が少しずつ決まっていくものという考えとかね。 El resto、小説にはその世界をたった一人の人間が創りだしたという凄さがあるという考えとか僕はこの作者の作品を読んだことがないのだけれど興味が湧いてきたぞ~

ジェフ・ベゾス ライバルを潰す仕事術 企業・業界・組織・人誰もができる悪の技術

桑原 晃弥 (Escrito por) 経済界 (Casa editorial de) / 経済界新書 2015年2月25日 (Fecha de lanzamiento) Nuevo libro (Formato) アマゾンを作ったジェフ・ベゾスとアマゾンという企業の考え方について書かれた本いろいろためになることが書いてあったアマゾンは顧客中心ということみたいだな利用者から見れば素晴らしい。 sin embargo、アマゾンで働きたいかと言われるとそれは微妙だなw ビジネスの世界は大変だあとは長期的な視野を持ち失敗を覚悟することも大事なのか

El Consejo de Moriyama Daido calle broches

森山 大道 (Escrito por), 仲本 剛 (Escrito por) Kobunsha (Casa editorial de) / 光文社新書 2010年8月20日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 日本を代表するカメラマンであるという森山氏の写真に対する考え方が書かれたような本森山氏は路上スナップ撮影に一貫して重点を置いてきたというスナップとは被写体の自然な表情動作を瞬間的に写す撮影手法みたい本書のために街や道路で撮影した氏の実際のスナップも載っていたコンセプトやテーマにとらわれず自分がその時気になったものを全て写真に撮るということがスナップでは大事らしい

OVNI y posmoderno

木原 善彦 (Escrito por) Heibonsha (Casa editorial de) / 平凡社新書 2006年2月11日 (Fecha de lanzamiento) Nuevo libro (Formato) UFOと宇宙人についての神話をポストモダンのアメリカ社会=現代社会という視点から読み解いた本僕はこの本けっこう好きなのです大澤真幸氏の著作やいろいろな思想家の考えなどが出てくるボードリヤールという人のシミュラークルハイパーリアルの考えとか大文字の他者小文字の他者他者の他者の話とか本書を読んでUFOエイリアン神話はポストモダンな社会状況から読み解けるのかなと思った僕はX-ファイルファンでエイリアン神話に関心はありテレビの宇宙人番組も見たりしていた今となってはこの神話を信じていないがマジェスティック12とかダルシーの大虐殺とかよく考えるよなぁ偽造文書や偽造フィルムの複雑な相互参照によりハイパーリアルなシミュレーション空間ができあがったということみたいだ。 1995年以降のポストUFO神話とされるものには僕はおもしろさを感じないこのいわゆる不可能性の時代動物の時代現実の時代には筆者によると複数の現実が存在しその中の一つに神話の核があるのではというそして神話の核にあるものは現実であるらしいいろんなむずかしい思想があるものだこれからの時代はどのような新しい神話が生まれてくるのかね~