Bourbon Street

沢木 耕太郎 (Escrito por)Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫1989年5月29日 (Fecha de lanzamiento)Edición de bolsillo (Formato) ニュージャーナリズムの旗手であるという著者の15編のエッセイが収められた本本書は講談社エッセイ賞を受賞したらしいニュージャーナリズムという言葉はどこかで聞いたことがあると思ったらこの間読んだトルーマン・カポーティの作品のあとがきで触れられていたのかジャーナリズムにフィクションの技法を取り入れたということらしい「奇妙なワシ」の類型的な表現についての考え「退屈の効用」の下北沢の高校生の話「ぼくも散歩と古本が好き」が僕は印象に残った。El resto、著者は知り合いが多いんだなと感じたすぐ影響される僕もエッセイを書いてみたくなったな

Fotos de miedo

中野 京子 (Escrito por) Kadokawa Shoten (Casa editorial de) / 角川文庫 2013年7月25日 (Fecha de lanzamiento) Edición de bolsillo (Formato) 恐怖をテーマにしてベストセラーになった怖い絵シリーズこれまで恐怖とは無縁と思われていた作品が思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮を伝えている昨年は「怖い絵展」という展覧会も開かれたらしい本書で僕が怖いと思ったのは以下の作品などかなラ・トゥール-「いかさま師」 ゴヤ-「我が子を喰らうサトゥルヌス」 ベーコン-「ベラスケスによる習作」 ルドン-「キュクロプス」 グリューネヴァルト-「イーゼンハイムの祭壇画」 ゴヤ、Tocino、ルドンの作品は作品の背景を知らなくても一目見ただけで怖さ不気味さが感じられた。 Además、著者の解説を読んでさらによく作品について知ることができた一方ラ・トゥールとグリューネヴァルトの作品は一見したところ僕はそんなに怖いとは思わなかったが(後者はけっこう恐ろしいけども)説明を読んだら怖くなってきた特にグリューネヴァルト作「イーゼンハイムの祭壇画」は聖アントニウス病という観点から見ると凄味が増すのだな…

Registros de locura

貫井 徳郎 (Escrito por) 東京創元社 (Casa editorial de) / 創元推理文庫 2009年4月5日 (Fecha de lanzamiento) Edición de bolsillo (Formato) 映画化もされたというミステリー小説理想の家族に見えた一家が事件に巻き込まれる隣人友人らが語るエピソードを通して浮かび上がる彼らの人となりそして事件の真相は… 読みやすくて僕は一気に読んだ著者が描く人間関係のドロドロ感というか裏がある感じが気になって読み進めてしまうのかもしれない読んだあとはちょっと人間不信になると思った社会は僕が思っている以上に割り切れないモヤモヤした感じなのだろうか

La resurrección del mundo se desmoronan desde el Irán Medio Oriente、La transformación de la Arabia Saudita

高橋 和夫 (Escrito por) NHK Publishing (Casa editorial de) / NHK出版新書 2016年6月11日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) Amazonのカスタマーレビューでかなり高評価な本書を読んだ中東地域について現在の情勢を含めた様々なことが分かりやすく書かれており、Aprendí mucho.。 今までの歴史各国の思惑感情がいろいろあるみたいだ著者は博識だな近年は圧倒的な覇権国が存在しない新たな列強の時代だという列強の外交政策というのだろうか中東を舞台にした長年の複雑なパワーゲームは読んでいてびっくり島国暮らしの僕などはずいぶんのんびりした考えをしていると実感した僕が知らないだけで日本外交もインフラ整備資金援助などで地道にがんばってきたみたいだ先人たちが築いてきた良好な関係を引き継いでいきたいと思った

あらすじで読むシェイクスピア全作品

河合 祥一郎 (Escrito por) 祥伝社 (Casa editorial de) / 祥伝社新書 2013年12月10日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) シェイクスピアの全40作品と詩作品のあらすじ名台詞などが書かれた本分かりやすくてためになったシェイクスピアの言葉は詩らしいパラパラと呼んだが四大悲劇の一つオセローという作品が印象的だった激しい愛はベクトルが狂うと激しい嫉妬に変わるので注意しないといけないという奸計をめぐらす登場人物のイアーゴーは悪い奴だ。 Y、特に喜劇では恋の話が多い印象だった恋や愛は人類にとって普遍のテーマだな一方Amazonのレビューに書いている方がいたが欧米ではシェイクスピアは知っておかなければいけない教養なのだろうか普遍なこともあれば所変わって求められるものが変わることもあるな

Frambuesa Pi en apasionante 2ª edición ampliada y programación

阿部 和広 (Escrito por),‎ 石原 淳也 (Escrito por),‎ 塩野 禎隆 (Escrito por),‎ 星野 尚 (Escrito por) 日経BP社 (Casa editorial de) 201615 de julio de (Fecha de lanzamiento) Libro (Formato) ニャタロ~たちと楽しくプログラミングが学べるシリーズの1冊本書はRaspberry Pi(ラズベリーパイ)について書かれているなんと今回ニャタロ~の弟のニャジロ~が登場するラズベリーパイのOSRaspbian(ラズビアン)にはMinecraft Pi(マインクラフトパイ)というゲームがはじめからインストールされているらしいこれは知らなかった楽しそうだScratch(スクラッチ)やPython(パイソン)でプログラミングをしマインクラフトパイを操作することもできるという最近の子どもはすごいものだなそして忘れてはいけないのがラズベリーパイのハードウェア的側面電子工作要素。 126~127ページのニャタロ~とピンキーの会話がおもしろいw リアルで楽しいことはないからずっとコンピューターの中で暮らしたいというニャタロ~それではただのニートだリアルと関係を保てと説くピンキーラズペリーパイはただのソフトウェアではなくハードウェアとして現実の世界に影響を与えるのだ。 Además、ピンキーの以下のセリフが印象的だったソフトウェアの世界では失敗しても何度も試せるけどハードウェアの世界で起こることは現実なの一度壊れたものはリセットしても元には戻らないわ(第6章 p.129) ウキウキ気分で購入したラズペリーパイを不注意から壊してしまうと目も当てられないからな… 気をつけよう僕もそのうちラズベリーパイを手に入れて「LEDチカチカ(通称Lチカ)」に挑戦してみたいと思った

Medianoche expresa [6] el sur de Europa en Londres.

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年4月30日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 著者の旅も完結?の第6巻今回はイタリアモナコ、Francia、スペインポルトガルイギリスを旅するイタリアのローマフィレンツェピサジェノヴァフランスのニースマルセーユパリスペインのバルセロナバレンシアマドリードポルトガルのエルヴァスリスボンサグレスそしてイギリスのロンドン… モナコでは苦い経験もしたみたいだがイギリスまで無事たどり着けたし結果オーライだな。 El resto、海外で出会う日本人に同族嫌悪感を抱いてしまう気持ちはなんとなく分かる著者は彼らを鏡として貧乏旅行する自分の姿を見てしまうからだと述べていた僕的にはちょっと考えが違うのだけれども異国の地で自分は自分の旅は特別なものだという感覚があると思うのだそれが同国人の観光客に会うことで実は自身も旅もよくある普通のものに過ぎないということに気づくからかもしれない本書ではタイのバンコクに駐在する日本人夫妻の主人の話が著者の印象に残ったこととして紹介されていた「しかし外国というのは分からないですね」 (中略) 「ほんとにわかっているのはわからないということだけかもしれないな」 (第十七章電子書籍のためページ数不明) 中途半端な知識でわかった気になるのは危険なのかもしれないなるほど… 6巻まで読んでみて僕も旅行記を書いてみたくなった気の向くまま旅をしてそれが本になったら最高だそんな簡単なものではないかw 旅行中取材メモをとるのが大変そうである著者は初志貫徹バスでの旅にこだわったところがやはりすごいのだろう

Expreso nocturno (5) Turquía, Grecia, Mediterráneo

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年4月30日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) Turquía、ギリシャ地中海が舞台の第5巻アジアから中東を通ってヨーロッパへ著者の旅も終わりが近づいてきたイランのテヘランに着いた著者はバスでトルコのエルズルムへと向かうそしてトラブゾンアンカライスタンブールを通過した僕がおもしろかったのはトラブゾンの老人が言う「フニャラフニャフニャ」という言葉かなアンカラでは著者の旅の目的が果たされるイスタンブールの熊連れの男にはヒヤッとさせられたマカオでのカジノの時も思ったが著者は機転が利くものだその後ギリシャに入国しテサロニキアテネを経由してペロポネソス半島にたどり着いた筆者ミケーネスパルタミストラオリンピアパトラス… 世界史地理がよく分からない僕にはなじみのない地名だがいいところみたいだな。 Última、第15章では地中海のアドリア海を通り船でイタリアへ進んで行くのだった本シリーズをここまで読んできて海外での値段交渉は大変だと思った旅行者には現地の相場が分からないので高い値段をふっかけられることもあるし駆け引きが苦手な僕だったら言い値で支払ってしまうだろうかそれとも海外だと気が大きくなって値切りだすのだろうかどっちだろう

Cold blooded

トルーマン・カポーティ (Escrito por) / 佐々田 雅子 (Traducción) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 2006年6月28日 (Fecha de lanzamiento) Edición de bolsillo (Formato) 5年余りの綿密な取材をもとに書かれたノンフィクション・ノヴェルだという。 600ページくらいでボリュームがあったアメリカのカンザス州で実際に起きた殺人事件について書かれているどんどんエスカレートしていく犯人たちの行動が怖かったありきたりだが犯罪はよくないな被害者とその家族の苦しみはもちろんのこと加害者家族も不幸になってしまう犯人たちが不幸な境遇に生まれたのは分かるがやってしまったことを考えると極刑は妥当だと思った人が十分社会化されるためには幼少期の環境教育が重要なのかもしれない。 El resto、ペリーがドン・カリヴァンからの手紙を受け取るところはよかったが序盤で登場していた教戒師の書記ウィリー・ジェイはどこに行っちゃったのだろうと少し思ったそれほど親しくはなかったのか皆が平和で楽しいそんな一生を送りたいものだ

Medianoche expresa [4] ruta de la seda.

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年3月31日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 今回はインドからパキスタンアフガニスタンイランへの道中が描かれる日本を出発して半年第1巻の冒頭場面に戻りようやくインドのデリーからイギリスのロンドンまでのバス旅行が始まるといった感じ著者が旅に出てからもう半年も経ったのだな本巻で著者が訪れる地域は現在ではとても危険というイメージが僕の中にはあるが、1970年代当時は旅行できたのかバックパックを背負ったヒッピーたちが大勢いたのかしらまずはパキスタンのラホールピンディータクシラペシャワールを著者は進んでいくパキスタンのバスのチキン・レース断食の話は興味深かった。 sin embargo、途中で著者は怖い思いもする危なかったなぁ…無事でよかった次はアフガニスタンの首都カブールへ向かう著者現在外務省の安全情報では最高レベルのレベル4の地域… かの地で各国のヒッピーたちが道中集まり親交を深めていたとは今では想像できないその後イランに入国した著者ヒッピー・バスに乗ってテヘランへ向かうバスでの心温まる出会いシラーズを経てイスファハンへ再びテヘランに戻るというところで本巻は終わった。 Sin duda、いろいろな経験をして著者の考え方も変わってきたみたいだ。 El resto、日本大使館には旅行者向けのメール・ボックスというものが当時あったのだないまだにあるのだろうか

深夜特急〈3〉インド・ネパール

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年3月31日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 第3巻はインドネパール編だカルカッタブッダガヤカトマンズベナレスカジュラホデリーと筆者の旅が続く著者的にインドのカルカッタはこれまで訪れた町と違う独特の雰囲気があったようだネパールのカトマンズはヒッピーたちが多く集まって来る町らしいベナレスではガンジス河で死を見つめた著者そんな中ベナレスを出発して著者は病気にかかってしまった異国の地で体調を崩すと不安になるだろうな深い眠りに落ちていった著者はどうなるのか? 容態が気になるところで本巻は終わったのであった僕が印象的だったのはヒッピーの雑談に対する著者の感想だ一方が食事をおごってもらったと言うと一方は釣り銭をごまかされたと言うたったそれだけのことでその国と人を決めつけてしまうのです(第八章電子書籍のためページ数不明) 前巻の第2巻を読んだ時も思ったが人は自分の体験を信じすぎてしまうということだろう少しだけの体験から導かれた信念は危険だなぁちょっと旅行しただけでその国の全てが分かるわけではないし… 私たちの認知機能は誤りを起こしやすいので気をつけないといけないと思った。 El resto、海外の旅行者の方を見かけたら僕も親切にしようと最近よく思う東京オリンピックもあるしまずは語学力が必要か

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年2月28日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) ノンフィクション作家である著者がユーラシア大陸を旅する本の第2巻今回はタイマレーシアシンガポールを旅するバンコクペナンクアラルンプールを経てシンガポールへ。 sin embargo、著者は前作で訪れた香港が相当気に入ったらしくタイマレーシアシンガポールを心から楽しむことができないそして本書の最後に香港の幻影ばかり追い求めていたことを後悔するのだった郷に入っては郷に従えというしそれぞれの国で柔軟に適応しないといけないな各国で心穏やかになるエピソードが多数あったというのにささいな印象と先入観で自分に合う合わないを決めてしまうのはもったいないと僕は思ったそれにしても著者はアダルト関係に手を出さないのはえらい。 El resto、海外各地に日本企業が進出しているのだな日本の企業戦士たちは異国の地でがんばっているなぁ。 Pero、それが現地では搾取と捉えられている面もあるらしいビジネスにも心通わせるものが必要なのだと思った

Midnight Express [1] Hong Kong S.A.R. y Macao S.A.R.

沢木 耕太郎 (Escrito por) Shinchosha (Casa editorial de) / 新潮文庫 1994年3月30日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行くと思い立った著者本書はその旅の様子が描かれた本の第1巻なのかな読んだことがなかったので読んでみた本当に乗合いバスでそんな遠くまで行けるのだろうか? 今回はデリーにたどり着く前香港とマカオでの出来事が記されている香港は昔イギリス領だったんだよなマカオはポルトガル領だったのか世界史をよく知らない僕の無知さよ印象的だったのは張さんとの話ソバ屋での失業者の人との話とか旅はいいものだな。 sin embargo、著者はよく1人で見知らぬ海外に行くなぁすごい僕は海外旅行に行った時ビビっていたのを思い出すもっとコミュ能力をつけなければ。 El resto、ギャンブルはやらないほうがいいな次巻も読んでみようっと