貫井 徳郎 (Escrito por)
東京創元社 (Casa editorial de) / 創元推理文庫
2009年4月5日 (Fecha de lanzamiento)
Edición de bolsillo (Formato)
映画化もされたというミステリー小説。
理想の家族に見えた一家が事件に巻き込まれる。
隣人、友人らが語るエピソードを通して浮かび上がる彼らの人となり。
そして事件の真相は…
読みやすくて僕は一気に読んだ。
著者が描く人間関係のドロドロ感というか裏がある感じが気になって読み進めてしまうのかもしれない。
読んだあとはちょっと人間不信になると思った。
社会は僕が思っている以上に割り切れないモヤモヤした感じなのだろうか。
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