ブラン・ニコル (Escrito por) / 内藤 憲吾 (Traducción)
青土社 (Casa editorial de)
201726 de mayo de (Fecha de lanzamiento)
Libro (Formato)
イギリスで出版された思想シリーズの1冊だという本。
実際の事件や小説、歌、映画、TVなどの様々なメディア表現などを取りあげながら、ストーカーについて分析する異色の現代文化論とのこと。
読んでみた印象としては、あまり簡単にスラスラ読める本ではなかった。
本書は第5章まであるのだが、僕は第1章で力尽きて、あとはパラパラと流し読みをした。
ただ、読んで勉強になったこともあった。
ストーキングは、基本的に親密さへの欲望と、他者と正しく関係することができない対応能力に支配されている。
(2.現代文化におけるストーキング p.61)
ストーキングの底にある欲望は、愛されたい、受け入れられたいということらしい。
人間誰しもこういう感情を持っているものなのだな。
でも迷惑行為をするのは良くないね。
ストーキングは犠牲者に多大な恐怖を与えるようだ。
一方で、ストーカーは精神病を患っていることもあり、治療も難しいらしい。
やっぱり大事なのは一人で孤立せず社会と関わりを持って生きていくということなのだろう。
Artículos relacionados
- チャート式 数学1 part13【図形と計量編】 砂田 利一 (Escrito por) 数研出版 (Casa editorial de) 20031 de abril de 2016 (Fecha de lanzamiento) Libro (Formato) 第3章「図形と計量」に進んだ。 総合演習をAから解いていこう。 三角比とかが出題されるみたいだな。 まずは問38。 僕はいろいろな公式を使って式を変形して解いた。 以下のようなものだ。 $$\sin ^{ 2 }{ \alpha =\frac { 1-\cos { 2\alpha } }{ 2 } } $$ $$\cos ^{ 2 }{ \alpha =\frac { 1+\cos { 2\alpha } }{ 2 } } $$ $$\sin { \left( 90°-\alpha \right) } =\cos { \alpha } $$ $$\cos { \left( 90°-\alpha \right) } =\sin { \alpha } $$ Pero、今\(\alpha =22.5°\)なので\(3\alpha =90°-\alpha \)、\(5\alpha =180°-3\alpha \)、\(7\alpha =180°-\alpha \)であることに注目すれば、式が\(\sin { \alpha } \)、\(\cos { \alpha } \)のみで表されて、もっと簡単になったみたいだ。 次は問39。 以下の公式を用いて、変形していけば簡単に解ける。 $$\sin ^{ 2 }{ \theta + } \cos ^{ 2 }{ \theta =1…
- ユリイカ 2017年11月号 Stephen Rey (Escrito por), 恩田陸 (Escrito por), 風間賢二 (Escrito por), 広江礼威 (Escrito por)青土社 (Casa editorial de)2017年10月27日 (Fecha de lanzamiento)Mook (Formato) 僕の趣味の話になるのだが、現代アメリカを代表する小説家・スティーヴン・キングの特集号を読んだ。 1970年代のモダンホラーのよく知られている作家だ。 近年はスティーヴン・キング作品の映像化ラッシュだったという。 僕は高校生、大学生の時、この著者の作品を割と読んでいたのだ。 読んでいない作品も沢山あり、さほど詳しいわけでもないのだが、本書によると、著者の作品はキング節という"感情の渦"、プロット進行の遅さや各登場人物の詳細な描写が特徴と書かれていた。 最初に小説家の恩田陸と翻訳家の風間賢二の対談が載っている。 「IT」がキングの最高傑作という人もいれば、「ザ・スタンド」を挙げる人もいるらしい。 僕は「IT」を支持したいな。 登場人物の子供の頃と大人になってからが交錯しながら描かれていて、ラストの少し哀愁を帯びた感じがいいと思うのです。 「ザ・スタンド」はスチューとフラニーだけ助かり、mella、ラリー、グレンとかが亡くなってしまって。 そしてボリュームがあって本が長いんだ。(「IT」も長いけども) 対話にあるが、確かに「ファイアスターター」とか「ランゴリアーズ」も面白かった。 著者の作品はメイン州のデリーという架空の街が舞台になることが多かったりするが、スモールタウンをアメリカの縮図として書くというのは文学的な伝統でもあるという。 El resto、アメリカは国土が広いのだな。 風間 『呪われた町』もスモールタウンのお話ですが、どんどん住民が吸血鬼になっていってどうして気づかないの?と思うんだけれど、実際に現地にいってみると家と家がものすごく離れていて、他人の家庭内でなにかあっても誰も気がつかない。これじゃどんどん感染していくよなと。 (p.34) これはちょっと怖い。 よく分からないけど、僕的にはUFO神話にも同じ背景があるような気がする。 スティーヴン・キングの作品は、アメリカ文学史上では、リアリズム的風土のもとで書かれたゴシック小説として、登場人物の内面の反映としての恐怖という新しさを持つみたい。 ゴシック小説とはイギリスが発端の「超自然的な怪異がもたらす恐怖小説」とのこと。 Otro、〈ダークタワー〉サーガについても書かれていた。 僕が本作を読む日は来るのだろうか。 長いからなぁ…、でも面白そうだ。 日本版の装画を多く手がけている藤田新策さんのインタビューもあった。 fearよりもtear、基本的な構造、キングチルドレン、チャンドラー党、音楽等勉強になるな。 本書の書き手の人たちは「デッド・ゾーン」をよく紹介している気がする。 Además、「ペット・セマタリー」はとても怖そうだ… 僕はどちらも未読で、さらに未視聴だが「一四〇八号室」は映画になったのだな。 それ以外にストリーミング・コンテントの話題はためになった。 スティーヴン・キングは1999年に自動車事故に遭って瀕死の重傷を負ったらしく大変だったようで、現在72歳か~。 長生きしてもらいたいですね。 特集とは関係ないが、中村稔の連載も興味を持って読んだ。 他にキングの作品でどれが好きかと聞かれると、内緒〜
- Hombre de windjacke de ryoiki de montaña roja 安曇 潤平 (Escrito por) Kadokawa / メディアファクトリー (Casa editorial de) / MF文庫ダ・ヴィンチ 2013年6月13日 (Fecha de lanzamiento) Versión Kindle (Formato) 山にまつわる怪談が集められた本。 山について詳しくない僕でも興味を持って読めた。 怖かったのは「八号道標」、「究極の美食」、「笑う登山者」、「J岳駐車場」、「ザクロ」とかとか。 怖いなぁ。。。 一方で、「カラビナ」とかはどこかしんみりする話だった。 山登りというのは、危険と隣り合わせなんだなと感じた。 山の天候が変わりやすかったり、よく事故が起きる危ない場所というのがあるみたい。 でも山には人を引き付ける不思議な魅力があるんだろうな。